【キーンランドC】姉に続く戴冠へ ナムラクララに好データ揃う
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【キーンランドC】姉に続く戴冠へ ナムラクララに好データ揃う

2026/08/20 12:00
SPAIA編集部
キーンランドCの人気別成績(過去10年),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

実績馬が札幌に集結

23日に札幌競馬場で行われるキーンランドカップ(GⅢ)。全6戦で争われるサマースプリントシリーズの第5戦だが、タイトルを狙う馬だけでなく、現役トップクラスの実力を持つスプリンターが秋の大一番・スプリンターズステークス(GⅠ)に向けた始動戦としてここを選択することも珍しくない。

今年も春の高松宮記念(GⅠ)4着馬で、マイルの安田記念(GⅠ)でも5着と健闘したパンジャタワーが連覇を目指して参戦。さらに昨年のスプリンターズS覇者で、高松宮記念でも3着と好走した強豪ウインカーネリアンも登場と、ハイレベルなメンバーが揃った。

ここでは過去10年のレースデータを基に傾向をあぶり出し、注目データと推奨馬まで紹介していく。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


実力馬が集う別定戦とあって上位人気が優勢。2番人気以内が【6-5-1-8】勝率30.0%、複勝率60.0%と抜群の安定感を誇り、それでいて回収率も単勝119%、複勝106%だから、上位人気馬に逆らうのは得策ではない。

★年齢

年齢別成績,ⒸSPAIA


3歳から5歳の3世代が3勝ずつを挙げている。勝率は若ければ若いほど良く、好走率では4歳【3-4-5-25】複勝率32.4%が3歳【3-3-1-16】同30.4%をわずかながらリードしている。

ベテランでは2017年に9歳馬エポワスが12番人気1着で穴を開けたが、その一発があっても単勝回収率92%、複勝回収率58%と妙味は薄い。基本的に割引で良い。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


逃げが【1-2-2-5】複勝率50.0%を誇り、先行も【3-4-3-26】複勝率27.8%とまずまず。最後の直線が267.6mと短いコース形態から、やはり前の位置を取れる馬が活躍している。

4角位置で見ると、10番手以下は【1-2-1-51】勝率1.8%、複勝率7.3%と苦戦傾向。直線を向くまでに前を射程圏に捉えておきたい。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


海外も含めた前走GⅠ組が【3-1-2-14】勝率15.0%、複勝率30.0%で中心。ただし、前走・高松宮記念組は【0-0-1-4】複勝率20.0%とイマイチで、海外の1200mGⅠからの臨戦だと【0-0-0-3】と好走がない点は要注意だ。

★前走距離

前走距離別成績,ⒸSPAIA


そこで注目したいのが、前走の距離。距離短縮組が【3-1-3-15】勝率13.6%、複勝率31.8%の好成績で、前走マイルGⅠ(海外含む)だと【3-1-1-7】勝率25.0%、複勝率41.7%となる。

すなわち、上述した前走GⅠ組の成績はマイルからの転戦組に支えられているもので、この点も連覇がかかるパンジャタワーにとっては好データとなる。

★前走着順

前走着順別成績,ⒸSPAIA


前走で3着以内に好走していた馬が【4-7-5-49】勝率6.2%、複勝率24.6%で、その前走が国内の芝重賞なら【4-3-2-16】勝率16.0%、複勝率36.0%の好成績になる。

今年はウインカーネリアン(高松宮記念3着)とエーティーマクフィ(函館スプリントS2着)が候補。どうしてもGⅠ好走馬に目が行きがちだが、高松宮記念3着以内は過去10年【0-0-0-1】。サンプルは少ないが、2024年にナムラクレアが1番人気で5着に敗れているのは気になるところ。

一方、函館SS組は【2-2-2-8】勝率14.3%、複勝率42.9%の好データ。格も重要だが、勢いや洋芝への適性も含めた見極めが必要だ。

姉も4歳時に戴冠

この他、今年のキーンランドCでは以下の条件を注目データとして取り上げる。

注目データ,ⒸSPAIA


<今年の注目馬>
ナムラクララ
・2023年の同レース勝ち馬ナムラクレアの半妹
・前走は同舞台のUHB賞(OP)を1番人気で勝利

栗東・長谷川浩大厩舎が管理するアドマイヤマーズ産駒の4歳牝馬。函館・札幌では【1-1-0-1】で、唯一の馬券外も昨年のこのレースの0秒2差4着という洋芝巧者だ。とくに前走のUHB賞で見せた鮮やかな差し切りは成長を感じさせ、重賞戦線での飛躍に期待が膨らむパフォーマンスだった。

データ面を見ても、前走函館か札幌で1番人気に押されていた馬は【3-2-3-5】勝率23.1%、複勝率61.5%と安定感抜群で、牝馬なら【2-0-2-1】勝率40.0%、複勝率80.0%とさらに魅力的な数字に。今回この好データに当てはまるのはナムラクララだけだ。

強力なデータも追い風に、姉と同じ4歳でのキーンランドC制覇なるか。勢いに乗るスプリント界のニューヒロイン候補から目が離せない。

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