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【関屋記念】「今年上がり3F32秒台を記録」の3頭を重視 東大HCの本命はダノンセンチュリー

2026/07/25 17:00
東大ホースメンクラブ
夏の新潟開幕週芝1600mプラスデータ(3歳以上、過去10年)

ⒸSPAIA

昨年はレコード決着となったハンデ重賞

26日、新潟競馬場でGⅢ・関屋記念が行われる。しらさぎSで約2年半ぶりに勝利したエルトンバローズや、今年のマイル重賞で馬券圏内2回のファーヴェント、3連勝でオープン入りを果たしたダノンセンチュリーなど計14頭が出走予定だ。

ハンデ戦に変更された昨年は1分31秒0のレコード決着。果たして今年はどのようなレースとなるのか。ここからは過去のデータを使いながら検討していく。

開幕週に移行して傾向が変化?

夏の新潟開幕週の芝1600m戦、脚質別成績,ⒸSPAIA


<夏の新潟開幕週、3歳以上芝1600m戦の脚質別成績>
上がり3F1位【3-6-3-3】勝率20.0%/連対率60.0%/複勝率80.0%
同年に上がり3F32秒台を記録【1-4-0-5】勝率10.0%/連対率50.0%/複勝率50.0%
2番人気以内×前走上がり2位以内【7-2-1-2】勝率58.3%/連対率75.0%/複勝率83.3%

昨年からハンデ戦へ変わると同時に、施行時期も変更された関屋記念。それまでは3、4週目に行われていたが、昨年からは開幕週に移った。

16~24年は逃げ【2-2-1-4】複勝率55.6%、先行【2-4-3-25】同26.5%、差し追込は合わせて【5-3-5-94】同12.1%と前有利の傾向だった。しかし、昨年は上位4頭が4角14、11、9、14番手と、以前とは毛色の異なる決着に。今年も引き続き開幕週の施行であり、24年以前の関屋記念のデータは使わない方がよさそうだ。

代わりとして、今回は過去10年の夏の新潟開幕週、3歳以上・芝1600mの13レースを参考にする。

脚質別で見ると、逃げが【1-2-1-9】で複勝率30.8%と最も高いが、先行【5-1-4-37】複勝率21.3%と、差し【6-6-5-62】同21.5%では後者が上回っている。

さらに顕著なのは上がり3ハロンの順位別で、1位が【3-6-3-3】複勝率80.0%、2位が【4-4-0-9】同47.1%。一方、6位以下は【1-3-6-115】同8.0%と末脚がない馬は上位に入れていないことが分かる。

これと連動して、以前に速い末脚を見せた馬が活躍しており、「同年に上がり3F32秒台を出したことがある馬」は【1-4-0-5】で半数が連対。昨年のこのレースでは該当馬のボンドガール、オフトレイルが2着同着だった。今年はアンパドゥ、ダノンセンチュリー、ドロップオブライトが該当する。

また、末脚があれば後ろからでも届くせいか、人気通りの決着となりやすいのも特徴。2番人気以内が【11-5-2-8】で、昨年の関屋記念も1番人気カナテープが勝利し、2番人気ボンドガールが2着同着だった。

さらに2番人気以内で、前走上がり3Fが2位以内だと【7-2-1-2】複勝率83.3%、単勝回収率189%までアップする。末脚がある馬、上位人気が想定される馬から選んでいきたい。

1600mに戻って真価発揮へ

◎ダノンセンチュリー
1勝クラスから東京マイルで3連勝してオープン入り。そのうち2回で上がり32秒台を記録、1勝クラスでは4角16番手からの直線一気を決めている。

オープン入り初戦の前走は9着に敗れたが、「初の1400m」「勝ち馬ワールズエンドは次走安田記念で2着」「4着からは全てクビ差以下の接戦」であったことを考えればあまり悲観する必要はない。実績ある1600mに戻って真価を発揮する。

◯アンパドゥ
こちらも左回りの1600m戦を順調に勝ち上がってオープン入り。今回と同コースの五頭連峰特別ではダノンセンチュリーに勝利している。この時のラスト3Fは11秒2-11秒0-10秒9。同コースでラスト1Fが11秒を切ったのはウーマンズハート(次走で新潟2歳Sを勝利)とリバティアイランド(後の三冠牝馬)の新馬戦しか前例がない。

前走も上がり32秒台でしっかり差し切っており、力はダノンセンチュリーと差がない。懸念点は不可解な2走前の敗戦。この時はC.ルメール騎手からの乗り替わりだった。今回も鞍上は乗り替わりとなっており、その部分を減点して2番手評価とした。

▲ドロップオブライト
昨年のターコイズS勝ち馬。今年初戦の阪急杯でも3着と結果を残している。2走前の愛知杯は4角15番手から追い込んで10着ながら、着差は0秒6と着順ほどの負けではない。ヴィクトリアマイルは最下位だったが、上がりは32秒9を使っており、走破タイム1分32秒1も悪くない。

斤量は牡馬換算で58.5kg相当とかなり重いが、メンバーレベルは前走から落ち着いた。前走と同じ脚が使えれば直線だけで上位に食い込んでもおかしくない。

以下ジュタまで印を回す。馬券は◎-◯の馬連ワイド、◎◯2頭軸3連複で勝負する。

▽関屋記念予想▽
◎ダノンセンチュリー
◯アンパドゥ
▲ドロップオブライト
△ジュタ

《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

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