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【関屋記念】3つの激走条件をクリア! ブエナオンダが波乱の使者

2026/07/22 17:00
逆瀬川龍之介
関屋記念 単勝10倍以上で好走した馬の共通点(過去10年),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

波乱を呼ぶ実績馬に注目

関屋記念は“ほどよく荒れる”ことで知られる重賞だ。直近10年の3連単の配当を見ると、最低が2万2570円(2018年)、最高が13万1710円(2017年)。内訳を見ると、実に7回は2万~5万円台に収まっている。

昨年からハンデ戦となったが、今回は条件変更の影響は加味せず、直近10年において単勝オッズ10倍以上で3着以内に好走した9頭をチェック。共通項を見つけ出し、今年の高配プレゼンターを導き出したい。

■芝マイル実績(9/9)
夏競馬にしては意外だが、上がり馬に厳しいのが関屋記念の特徴。とりわけ穴馬は実績が重要だ。

該当9頭は例外なく、前年以降に芝1600~1800mの重賞かオープンを制した実績があった。

<今年の該当馬>
・エルトンバローズ
・サンダーストラック
・ドロップオブライト
・ブエナオンダ
・ランスオブカオス

■父or母キングマンボ系(6/9)
先日の七夕賞もそうだったが、夏の重賞はどういうわけか「キングマンボ系」がよく走る。関屋記念も例外ではなく、該当9頭中6頭は父か母がキングマンボ系だった。

最近は特に2023年3着ラインベック(6番人気/母父キングカメハメハ)、24年2着ディオ(8番人気/父リオンディーズ)、25年2着オフトレイル(10番人気/母の父キングマンボ)と3年連続で馬券に絡んでいるので、絶対にチェックしておきたい。

<今年の該当馬>
・クランフォード
・サンダーストラック
・ジュタ
・ブエナオンダ

■前走4着以下(7/9)
関屋記念では“ガラリ一変”に要警戒。該当9頭の前走着順をチェックすると、実に7頭が4着以下からの臨戦となっていた。

うち4頭は2桁着順からの逆襲であり、20年2着トロワゼトワル(8番人気)に関しては4走連続馬券圏外で、そのうち3戦は2ケタ着順という不振からの一変だった。近走ひと息の馬でも決して見限れない。

<今年の該当馬>
・クランフォード
・サンダーストラック
・シリウスコルト
・ジュタ
・ダノンセンチュリー
・ドロップオブライト
・ファーヴェント
・ブエナオンダ
・マテンロウスカイ
・メタルスピード
・ランスオブカオス
・レディマリオン


条件に合致したのは2頭

上記3つの条件をすべて満たしたのは、サンダーストラックとブエナオンダの2頭だけ。波乱の使者という観点では、ブエナオンダに注目したい。

同馬は今年の京都金杯で重賞初制覇を果たしたものの、その後は東京新聞杯15着、ダービー卿チャレンジトロフィー6着、マイラーズカップ12着、そして前走・しらさぎステークスも7着なので、着順だけを見ると低迷しているようにも映る。

ただし、着差は全て0秒8差以内。加えてここ3走に限れば上がり3Fは常に5位以内、かつ着差は0秒5差以内だから、全く悲観する内容ではない。確かに“人気でどんとこい!”というタイプではないかもしれないが、人気薄なら狙う価値は十分ある。

新潟は初めてでも、似たコース形態の東京芝1600mでは昨秋のキャピタルSで0秒1差3着があるので問題なし。久しぶりに馬券圏内に食い込み、高配プレゼンターとなってほしい。

馬券はブエナオンダの単複と馬連流し。3連複はサンダーストラックとの2頭軸で手広く流し、高配当を狙いたい。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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