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【関屋記念】「前走サマーマイルで5番人気内」は連対率50%超 夏の新潟2戦2勝ファーヴェントが浮上

2026/07/23 12:00
SPAIA編集部
関屋記念の前走人気別成績(過去10回),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

3歳勢は不振

26日に新潟競馬場で関屋記念(GⅢ)が行われる。夏の新潟競馬を彩る名物重賞であると同時に、サマーマイルシリーズの第2戦目としても重要な一戦。昨年からは開催日程が開幕週へとスライドし、別定戦からハンデ戦に条件が変わった点にも注意が必要だ。

ここでは過去10年のデータを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。なお、25年は2着同着となっている。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


1番人気が複勝率80.0%と高信頼度。2番人気こそ勝ち星がないが、4番人気以内が9勝を挙げている。一方、2着馬は5番人気以下から8頭が出ており、上位人気だけでの決着とはなりにくい点も併せて覚えておきたい。

★年齢

年齢別成績,ⒸSPAIA


5歳が4勝含む10連対と、2着以内の半数を占める。4、6歳が各5連対で続く。3歳は9頭が参戦し、連対は18年勝ち馬のプリモシーンのみ。7歳以上は出走27頭すべてが着外に敗れている。

ちなみに、3歳で3着以内に好走したのは牝馬のみで、牡馬の好走例は過去10年ではなし。今年の該当馬サンダーストラックには気になるデータだ。

★性別

性別成績,ⒸSPAIA


「夏は牝馬」という格言を体現したかのような牝馬優勢の傾向。勝率、連対率、複勝率はそれぞれ牡馬、セン馬の2倍ほどになる。近年も23、25年は牝馬のワンツー決着だった。

★所属

所属別成績,ⒸSPAIA


勝ち馬の数は美浦が7勝に対し、栗東が3勝と関東勢の活躍が目立つ。一方で、複勝率では美浦が13.9%、栗東が21.3%と後者が優勢。区分としては東開催となるが、関西勢が不利といったデータは出ていない。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


JRA最長の最終直線を持つ新潟外回りコースだけに、差し追込脚質が各3勝と目立つ。一方で、逃げ【2-2-1-5】複勝率50.0%をはじめ、前の馬も引けを取っていない。前半がかなり緩い展開となった22、24年は逃げ先行馬のワンツー決着だった。

脚質についてはメンバー構成や想定される展開を加味して評価を調整した方がよいだろう。また開幕週施行で馬場傾向の観点からは、例年より前の馬が恵まれる可能性についても考慮する必要がありそうだ。

★前走人気

前走人気別成績,ⒸSPAIA


連対馬17頭が前走5番人気以内と大半を占める。特に、中8週以内の場合は【7-7-5-32】複勝率37.3%と安定傾向だ。

★生産者

生産者別成績,ⒸSPAIA


社台・ノーザン系の生産が3着内30頭のうち19頭を占める活躍。複勝率の比較でもその他生産が12.9%に対し、22.9%と高水準にある。

近走の敗戦は見直す余地あり

この他、今年の関屋記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。


注目データ,ⒸSPAIA


<注目データ>
馬体重510kg以上【4-3-2-22】
勝率12.9%/連対率22.6%/複勝率29.0%
前走サマーマイルシリーズ【3-7-2-29】
勝率7.3%/連対率24.4%/複勝率29.3%
→前走5番人気以内【3-7-1-8】
勝率15.8%/連対率52.6%/複勝率57.9%
※過去10年
※サマーマイルシリーズ=米子S(2020年以降)、中京記念(1800m開催年も含まれる)

まずは馬体重について触れると、大型馬の好走例が目立つ一戦であり、510kg以上の馬は期間内で4勝を挙げている。複勝回収率も102%と高水準なことから一つ参考にしたい要素だ。

またローテーション面では、連対馬の約半数を占める前走サマーマイルシリーズ組に注目。取捨の目安は前走人気となっており、5番人気以内に支持されていた馬は連対率50%を超えている。サマーマイルシリーズは以前と開催順序が変わっているものの、当シリーズに照準を定めているような馬は引き続き重視したい。

<今年の注目馬>
ファーヴェント
・前走しらさぎSで2番人気
・馬体重510kg以上(前走時)
・社台系生産馬
・5歳

栗東・藤原英昭厩舎が管理するハーツクライ産駒の5歳牡馬。4走前の京都金杯(2着)、3走前のダービー卿CT(3着)をそれぞれタイム差なしで好走するなど今年に入ってマイル路線で頭角を現した。

直近2走は着外に敗れたが、いずれも枠順の関係などでトラックバイアスに反する厳しい競馬となったが、それでも着差はわずかにまとめていた。前走のサマーマイルシリーズ・しらさぎSで2番人気に支持されたことからも、今の充実ぶりがうかがえる。

開幕週かつ前が手薄な今回は、すんなり好位に取り付けそうで、展開の恩恵が見込めそうだ。また、夏の新潟外回りでは2戦2勝と舞台相性も良好。直近2戦の着外を理由に評価が落ちるようであれば馬券妙味にも期待できる。

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