【北九州記念】昨年の勝ち馬ヤマニンアルリフラ、2着馬ヨシノイースターは消し ハイブリッド式消去法

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5つのデータから絞れた馬は?
今週末の中央競馬は重賞がひとつ。当然、その日曜小倉メイン・北九州記念を予想する。3歳以上の芝1200m戦、ハンデGⅢだ。
過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。なお、夏の小倉と中京の開催順が入れ替わったことに伴い、一昨年から施行時期が変わっている。特別登録した全13頭を対象とする。
『前走8着以下』×『前走10番人気以内』★0.0%★
まずは例によって、前走が冴えなかった馬を対象とする。今回は前走8着以下【1-1-1-60】複勝率4.8%にロックオン。巻き返した3頭は14、16、16番人気という大穴で、前走時でも11番人気以下の低評価だった。逆に、前走が10番人気以内だと【0-0-0-36】と好走馬が出ていない。
鞍馬Sで4番人気12着のアブキールベイ、同10番人気13着だったイツモニコニコが最初に脱落した。2頭とも4角で発生した落馬の影響を受けており、着順ほどの力負けではないものの、データに従えば消しの一手だ。
【今年の該当馬】
・アブキールベイ
・イツモニコニコ
『7歳以上』×『前走0.2秒差以上で負け』★0.0%★
続いて年齢を見ていく。若い馬が順当に走るレースで、対照的に7歳以上の高齢馬は【1-1-0-26】複勝率7.1%と押されている。好走2例はバーデンバーデンカップ0.1秒差3着から参戦した16年1着バクシンテイオー、春雷Sを勝って臨んだ昨年の2着ヨシノイースター。言い換えると、前走で0.2秒差以上負けていた馬は【0-0-0-18】だ。
前走で0.6秒敗れたオタルエバー、安土城Sで0.2秒差4着のヨシノイースターが消える。ヨシノイースターはこのレース2年連続2着と適性は高いが、8歳という年齢面がネックになる。
【今年の該当馬】
・オタルエバー
・ヨシノイースター
『前走が1200m以外』×『中3週以上』★3.0%★
今度は前走で走った距離について。前走でも同じ1200mを使っていた馬が好走馬の大半を占め、距離延長組と短縮組は合わせて【1-4-2-49】複勝率12.5%と低調だ。
またその内訳を見ると、馬券に絡んだのはほとんどが(北九州記念が8月開催だった頃に)アイビスSDから中2週で参戦したもの。中3週以上だと【0-1-0-32】同3.0%まで落ち込む。唯一の2着は後のGⅠ馬ママコチャであった。
既に消去済みのヨシノイースターに加え、プロトポロスとランフォーヴァウが脱落する。ランフォーヴァウは谷川岳Sで1年6か月ぶりの勝利を収めたが、今回は初の1200m。しかもテンからペースが速くなる小倉で、その流れに対応できるかが焦点だ。
【今年の該当馬】
・プロトポロス
・(ヨシノイースター)
・ランフォーヴァウ
『父サンデーサイレンス系』×『前走5~8枠』★2.8%★
4つ目は血統データ。ほかの短距離重賞にも見られがちな傾向だが、父サンデーサイレンス系の馬がやや苦戦している。その成績は【3-0-5-52】複勝率13.3%だ。
サンデー系の好走例は「前走が内枠だった馬」に偏っていて、前走が5~8枠だと【0-0-1-35】同2.8%と不振だった。単なる偶然と言ってしまえばそんな気もするが、母数も十分にあるデータなので信用してみたい。
昨年の勝ち馬で、イスラボニータ産駒のヤマニンアルリフラがここでアウト。昨年は前半3F32.5秒のハイペースで展開が向いていて、しかも当時はヨシノイースターよりハンデも3キロ軽かった。今年は楽な戦いにはならない。
【今年の該当馬】
・ヤマニンアルリフラ
『前走重賞以外で連対』×『6番人気以下』★0.0%★
現時点で残っているのは6頭。いずれも前走で2着以内の結果を残している馬だ。ということで、最後はそこを狙い撃ちにするデータを持ってきた。
標的は、前走重賞以外で連対した馬。着度数は【2-3-2-25】で複勝率21.9%と可もなく不可もないが、単勝回収率35%、複勝回収率50%はだいぶ低い。つまり、人気馬しか走っていないということだ。当日の単勝人気が6番人気以下なら【0-0-0-16】。このデータで仕上げとする。
条件戦、あるいはOP・リステッド連対から参戦するのは下記の5頭。フリッカージャブとアンクルクロスは5番人気以内(=消去回避)が濃厚で、サウンドモリアーナが微妙なところ。格上挑戦のアメリカンビキニとジェニファーは出走してきても消去となる可能性が高い。
【今年の該当候補】
・アメリカンビキニ
・アンクルクロス
・サウンドモリアーナ
・ジェニファー
・フリッカージャブ
5つのデータを終えて、確実に残るのはデアヴェローチェのみ。おそらくフリッカージャブとアンクルクロスも残り、サウンドモリアーナ次第で3~4頭の布陣になりそうだ。
やはり最注目はデアヴェローチェ。葵S勝ちの3歳牝馬といえば、一昨年にピューロマジックが1着、昨年もアブキールベイが7番人気3着に入った。二度あることは三度ある。馬券は残った馬の馬連ボックスとする。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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