【函館記念】鳴尾記念勝ち馬デビットバローズは消し ハイブリッド式消去法

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5つのデータから絞れた馬は?
先週をもって春の東京と阪神が閉幕。ここからローカルでの3場開催がスタートする。今週は日曜の函館メイン・函館記念を予想する。昨年も10、6、14番人気の決着で3連単69万馬券が飛び出した、夏競馬屈指の「荒れる重賞」だ。
いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。特別登録した全16頭を対象とする。
『前走10着以下』×『前走が関東圏(東京、中山、新潟、福島)』★0.0%★
まずは例によって前走の結果が悪かった馬をふるいにかける。過去10年の函館記念において、前走が10着以下だった馬の成績は【1-3-3-43】複勝率14.0%。大敗からの巻き返しもしばしば見られる。
ただし反撃があったのは天皇賞(春)組【1-2-1-4】を筆頭に、関西の重賞を走ってきた馬ばかり。前走が関東圏(東京、中山、新潟、福島)だと【0-0-0-17】と沈黙していた。
最初の項目で以下の4頭が消去された。人気になりそうなのはケイアイセナくらいだが、この馬もベストは1800mで、この距離は少し長い。さほど警戒しなくていいだろう。
【今年の該当馬】
・オニャンコポン
・ケイアイセナ
・ケリフレッドアスク
・ピースワンデュック
『前走1着』×『栗東所属馬か美浦所属騎手』★0.0%★
今度は逆に、前走で勝ってきた馬のデータを出す。前走1着馬は【2-0-1-17】で、複勝率15.0%は先ほど提示した「前走10着以下」のそれ(14.0%)と大差ない。「荒れる重賞」を象徴するような傾向となっている。
前走1着から馬券に絡んだ3頭にはいずれも「栗東所属騎手を起用した美浦所属馬」という共通項があった。栗東所属馬は【0-0-0-10】、美浦所属騎手は【0-0-0-7】、どちらかにでも該当すれば【0-0-0-14】。これを2つ目の消去データとする。
関西馬のイガッチ、丹内祐次騎手が騎乗予定のフィーリウスがそれぞれ消える。どちらも3勝クラスを突破したばかりだが、昇級初戦で馬券に絡んだのはブローザホーン(のちに宝塚記念制覇)とローシャムパーク(その後オールカマー勝ち、GⅠで2着2回)だけ。好走のハードルは意外と高い。
【今年の該当馬】
・イガッチ
・フィーリウス
『7歳以上』×『前走が2000~2200m』★0.0%★
3つ目は年齢別成績。7歳以上の高齢馬は【1-3-0-29】複勝率12.1%で、好走率自体はよくないが、2017年14番人気2着タマモベストプレイ、20年13番人気2着ドゥオーモなど穴を開けた例はある。ところが、前走が2000~2200mだった馬に限ると【0-0-0-12】と全滅だった。
金鯱賞から参戦する9歳馬アラタ、そして大阪杯組の7歳馬サンストックトン、デビットバローズが脱落した。デビットバローズは上位人気想定だが、理想は高速馬場のワンターン1800m。このレースは一昨年16着に大敗していて、適性面での不安を感じる。
【今年の該当馬】
・アラタ
・サンストックトン
・デビットバローズ
『距離延長』×『前走9番人気以下』★0.0%★
今度は前走が1800m以下だった距離延長組について。以前はこのレースの2週前に組まれていた巴賞からの参戦も多く、成績は【5-5-2-66】複勝率15.4%。率は平凡だが、数の面では無視できなかった。
ただし、その前走時点で9番人気以下の低評価だった馬は【0-0-0-22】。4着が2回あるだけで、ほかはことごとく掲示板外、過半数が2桁着順という惨状だった。バッサリ消して大丈夫そうだ。
既に消去済みの馬に加え、エプソムカップ9番人気8着のジュタ、函館スプリントステークス10番人気8着のジョーメッドヴィンが消えた。
【今年の該当馬】
・(オニャンコポン)
・(ケリフレッドアスク)
・ジュタ
・ジョーメッドヴィン
『前走馬体重490kg以上』×『1~2枠』★0.0%★
現時点で残るは5頭。最後は枠順が絡むデータを紹介する。
掛け合わせるのは前走馬体重。前走時点で490kg以上だった大型馬は【6-1-1-48】で、1着こそ多いが複勝率は14.3%とやや低調だ。このうち、1~2枠に入ると【0-0-0-17】。小回りで直線が短い函館の内枠は、大型馬にとって窮屈で力が出しにくいのかもしれない。
5頭のうち、前走馬体重490kg以上に該当するのはチャックネイト(494kg)、バルナバ(502kg)、マジックサンズ(528kg)の3頭。この3頭は枠順発表を受けての判断としたい。
【今年の該当候補】
・チャックネイト
・バルナバ
・マジックサンズ
5つのデータを終えて確実に残るのはエコロディノス、ファウストラーゼンの2頭。チャックネイト、バルナバ、マジックサンズが枠順次第となった。
エコロディノスは大阪杯大敗から、ノドの手術を経ての復帰戦。相手緩和で反撃に期待がかかる。ファウストラーゼンも近況は振るわないが、昨年の弥生賞を勝った時のように時計がかかる馬場にでもなれば話は変わる。洋芝の函館は面白そうだ。推奨馬券は残った馬の馬連ボックスとする。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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