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【日本ダービー】皐月賞上位人気馬を素直に信頼 ロブチェンの二冠に太鼓判

23時間前
貴シンジ
日本ダービー 前走レース別成績(過去10年),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

3つのファクターから推奨馬を見つけ出す

今回は5月31日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービーについて、下記3つのファクターを組み合わせるコンプレックスアナライズで分析を行っていく。

・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」
・目には見えない上積みを探る「前走の内容」
・適性と素質を知るための「血統評価」

特別登録のあった20頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。


重要データ:皐月賞組が馬券の中心

前走レース別成績,ⒸSPAIA


近年の日本ダービーでは、前走・皐月賞組が【7-10-6-76】(※皐月賞除外のダノンデサイルの前走は京成杯でカウント)と圧倒的な成績を残している。“全てのホースマンの夢”とも言われる一戦は、皐月賞の時点でクラシック戦線に乗っていた馬の活躍が顕著だ。

とはいえ、皐月賞組全体の回収率はレース平均よりも低い。そこでもう少し深掘りすると、皐月賞で5番人気以内だった馬は【7-9-3-23】複勝率45.2%と非常に高く、回収率も単勝90%、複勝89%と上々だった。皐月賞上位人気馬を中心に考えるのが鉄則といえる。

皐月賞組以外で複数の勝ち馬を輩出しているローテーションはなく、その他では京都新聞杯と毎日杯に注目。京都新聞杯2着から頂点に立った2019年のロジャーバローズは12番人気の大穴で、毎日杯からの連勝だった2021年のシャフリヤールは単勝11.7倍の4番人気だった。

基本は皐月賞上位人気勢を中心に考えつつ、レースレベルや内容を考慮して別路線組を組み込むのが的中への近道だろう。

【皐月賞で5番人気以内だった出走予定馬】
・グリーンエナジー
・マテンロウゲイル
・リアライズシリウス
・ロブチェン


前走の内容:皐月賞のロブチェン

ロブチェンの前走は皐月賞で1着。今年はレコード決着となった高速馬場で、5F通過は58秒9。勝ちタイムが1分56秒5なので、後傾1秒3のスローペースだった。

内枠からスタートを決めたロブチェンはそのままハナに立ち、レースの主導権を握って押し切り勝ち。最後の直線も伸びており、完勝と言える内容だった。

今回は距離延長となるため、折り合いとスタミナが最大のポイントになる。それでも器用さがあり、馬券内という意味では信頼できる一頭だろう。


血統解説:ロブチェン

ロブチェンの血統表,ⒸSPAIA


・ロブチェン
日本での牝祖は祖母Embur's Song。同馬は北米で重賞3勝の実績があるように、競走馬としても優秀だった。ファミリーの特徴としては、スピードの持続性能に優れ、スタミナ豊富でありながらスピードの絶対値も高い器用なタイプが多い。

本馬は父にワールドプレミアを迎えた。同馬はドイツ牝系でスタミナとスピードを産駒に伝えやすい種牡馬だが、本馬は両親から良いところをしっかりと受け継いでいる。

舞台が東京に替わり、スローペースのキレ味勝負となると分が悪い面があり、ある程度は上がりのかかる展開にしたい。自分で競馬を作れるタイプで、松山弘平騎手が持ち味を引き出せるかどうかがポイントとなるだろう。


Cアナライズではロブチェンを推奨

今回のCアナライズではロブチェンを推奨する。

前走が完璧な内容の競馬だっただけに、大きな上積みは望み薄かもしれないが、それでも世代トップクラスの実力馬なのは間違いない。競馬が上手なタイプで大崩れも考えづらく、混戦のダービーで軸に据えるなら本馬が最適だ。

《ライタープロフィール》
貴シンジ
競馬ライター。サラブレッドの血統をファミリー中心に分析する牝系研究家。3つのファクターから構築する「コンプレックスアナライズ」を駆使して競馬予想を行う。WEBサイト『ウマフリ』で「牝系図鑑」も連載中。競馬予想のほか商業誌での執筆、一口馬主クラブ募集馬やセリ馬の血統分析、血統の魅力の伝承、繁殖牝馬の配合提案などを独自の切り口から行う。

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