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【天皇賞(春)】前年好走馬は複勝回収率223% 今年唯一の“リピーター”ヘデントールを信頼

2026/04/30 12:00
SPAIA編集部
天皇賞(春)の人気別成績(京都開催の直近8回),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

勝ち馬は上位人気馬から

5月3日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)。国内最強ステイヤーを決める一戦に、昨年のダービー馬クロワデュノール、連覇に挑むヘデントール、前哨戦の阪神大賞典をレコードで勝利したアドマイヤテラなど実力馬が激突する。

ここでは過去10年のうち京都競馬場で開催された8回分のデータを中心に分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


2番人気以内が【8-1-1-6】全8勝と上位人気が堅実。ただし、4番人気以下が2着7回、3着6回となっているように中穴台頭の余地は十分にある。特に、4番人気【0-1-3-4】や6番人気【0-2-2-4】は複勝率50.0%を記録している。

★性別

性別成績,ⒸSPAIA


牝馬は【0-0-0-7】と、母数が少ないものの好走なし。一昨年には3番人気に支持されたサリエラが12着に敗れている。

★所属

所属別成績,ⒸSPAIA


美浦【3-1-1-28】勝率9.1%、複勝率15.2%に対し、栗東が【5-7-7-76】勝率5.3%、複勝率20.0%。勝率こそ美浦所属馬が上だが、複勝率では栗東所属馬が優勢となっている。

★年齢

年齢別成績,ⒸSPAIA


4歳が最多の4勝を挙げ、複勝率も28.6%と抜けて高い。勝ち数では5歳が3勝で続くが、複勝率は15.2%と強調はできず。また、6歳以上のベテラン勢も複勝率15.0%と侮れない。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


先行した馬が【4-6-4-13】複勝率51.9%と圧倒的な成績を残す。逃げ【1-0-0-10】、追込【0-0-0-29】と極端な脚質は不振となっている。

★主な前走

主な前走別成績,ⒸSPAIA


中心となるのは阪神大賞典組【3-4-5-38】複勝率24.0%。特に勝ち馬は【3-0-2-2】と高い好走率を誇る。ほか、大阪杯組は参戦例こそ多くないが【2-1-0-5】連対率37.5%と好成績を収めている。

長距離路線を牽引するのは現5歳世代

この他、今年の天皇賞(春)では以下の条件を注目データとして取り上げる。なお、ここでは阪神開催も含めた過去10年分のデータを使用している。


注目データ,ⒸSPAIA


<注目データ>
菊花賞4着内実績あり【9-3-4-25】
勝率22.0%/連対率29.3%/複勝率39.0%

前年天皇賞(春)3着内【2-5-1-5】
勝率15.4%/連対率53.8%/複勝率61.5%
※過去10年

まず注目したいのは菊花賞での実績だ。過去10年のうち9回の勝ち馬には「菊花賞で4着以内実績」という共通点があり、さらに年齢で絞り込むとこの勝ち馬9頭はすべて5歳以下だった。今年は2024年菊花賞(現5歳世代)の2着ヘデントール、3着アドマイヤテラが該当する。

ちなみに、昨年の天皇賞(春)は勝ち馬ヘデントール含め、3着以内がすべて2024年の菊花賞組で決着。アドマイヤテラに関してもここで通用するレベルにあると考えられる。

また、前年好走馬の高い好走率にも注目。当レースは芝3200mの超長距離戦という特殊な条件ということもあって、リピーターの活躍が目立つ一戦でもある。 前年3着以内馬の複勝率は60%超、複勝回収率は223%と優秀であり、馬券を買う上では中心視したい存在だ。

<今年の注目馬>
ヘデントール
・2025年天皇賞(春)で優勝
・2024年菊花賞で2着

今回は前年の勝ち馬ヘデントールを推奨する。その天皇賞(春)では、本馬を含む上位3頭が2024年の菊花賞組であり、4着のサンライズアースも同世代のクラシック出走馬だった。さらに、今年の阪神大賞典とダイヤモンドSを勝利したのも同じく現5歳世代であり、現在の長距離路線で重視すべきがこの世代であることは間違いない。

また本馬を除くと、今年は天皇賞(春)の好走実績馬はおろか、出走経験のある馬すらいないメンバー構成。長距離実績では頭一つ抜けた存在だ。過去にしのぎを削ったアドマイヤテラ、中距離実績では断然のクロワデュノールとの力関係は不透明な部分があるものの、3着内の軸という観点であれば本馬の信頼度は高いとみる。

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