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【大阪杯】AJCC勝ち馬ショウヘイは消し、メイショウタバルは“人気次第” ハイブリッド式消去法

2026/04/01 06:00
久保田大五郎
【『距離延長』×『前走3番人気以下』】,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

日曜の阪神メインは大阪杯。春古馬三冠の初戦にあたる芝2000mのGⅠだ。今年は2世代の日本ダービー馬ダノンデサイル&クロワデュノールが激突する。

今回は大阪杯がGⅠに昇格してから9年分のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。特別登録があった全16頭を対象とする。


『前走0.4秒差以上で負け』×『6歳以上』★0.0%★

まずはいつも通り、前走の結果が振るわなかった馬から消していく。今回は着差に注目。前走で勝ち馬から0.4秒以上離された馬は【3-4-2-52】複勝率14.8%とやや低調だが、これだけなら決定的に悪いわけでもない。

ただし6歳以上の馬に限ると【0-0-0-24】。2018年ヤマカツエースの4着が最高着順で、ほかの23頭は掲示板にすら載れていなかった。

最初のデータで6頭が消えた。ヨーホーレイクは京都記念を勝って参戦した昨年(3着)に対し、今年はその京都記念で7着に敗れてしまった。8歳を迎え、前年以上の結果はなかなか期待しにくい。

【今年の該当馬】
・オニャンコポン
・サンストックトン
・セイウンハーデス
・ボルドグフーシュ
・マテンロウレオ
・ヨーホーレイク


『前走上がり3F4位以下』×『中央GⅠで連対歴なし』★3.1%★

続いては前走の上がり3F順位。前走で上がり3Fがメンバー中4位以下だった馬は【3-1-3-56】複勝率11.1%と苦戦している。ここから馬券に絡んだ7頭のうち、6頭は過去に中央競馬のGⅠで連対した実績があった。中央GⅠ連対歴がなければ【0-0-1-31】同3.1%。これを2つ目のデータとして採用する。

京都記念3着エコロディノス、AJCC勝ち馬ショウヘイ、昨年の弥生賞を勝ったファウストラーゼンが新たに脱落した。ショウヘイは強力な現4歳世代でも上位の実力馬だが、ここであえなく消去となる。

【今年の該当馬】
・エコロディノス
・(オニャンコポン)
・(サンストックトン)
・ショウヘイ
・(セイウンハーデス)
・ファウストラーゼン
・(マテンロウレオ)


『前走GⅢ以下』×『連勝中の馬以外』★0.0%★

今度は前走のクラスに注目する。大阪杯は1~2か月前に京都記念、中山記念、金鯱賞などステップになるGⅡが豊富に設置されていることもあって、好走馬の大半が前走GⅡ~GⅠ組で占められている。

前走がGⅢ以下だった馬は【1-0-1-17】複勝率10.5%。馬券に絡んだのはデビューから5連勝中だったレイパパレと、3勝クラス→小倉大賞典を連勝してきたアリーヴォだけだ。連勝中の馬を除くと【0-0-0-14】に終わっている。

寿Sと小倉大賞典を連勝中のタガノデュードは消去を免れるが、鳴尾記念勝ち馬デビッドバローズはアウト。外回りワンターンの阪神芝1800mが得意な馬で、内回りの1周競馬に替わって相手も急激に強くなる今回は厳しいだろう。

【今年の該当馬】
・(オニャンコポン)
・(ファウストラーゼン)
・デビッドバローズ


『距離延長』×『前走3番人気以下』★0.0%★

4つ目は前走距離別成績。距離延長ローテで臨む馬は【1-1-3-33】複勝率13.2%とイマイチで、好走した5頭はいずれも前走時点で2番人気以内の支持を集めていた。同3番人気以下なら【0-0-0-22】で全滅だった。

先ほどは消去を回避したタガノデュードが、こちらのデータで御用となった。中山記念勝ち馬レーベンスティールも前走が3番人気のため消し。1800mや2200mのいわゆる「非根幹距離」に良績が集中する馬で、GⅠではどうも結果が出ない。

【今年の該当馬】
・(オニャンコポン)
・(サンストックトン)
・タガノデュード
・レーベンスティール


『非・社台ノーザン系生産馬』×『7番人気以下』★0.0%★

現時点で残っているのは4頭。最後に毎度おなじみ「生産者ネタ」を紹介する。

芝中距離の王道GⅠだけあって、大阪杯はさすがに社台ノーザン系(※社台F、ノーザンF、追分F、社台コーポレーション白老Fとする)の生産馬が強い。9年で7勝、2着6回を占めている。

対する非・社台ノーザン系は【2-3-3-39】複勝率17.0%。キタサンブラック、キセキ、コントレイルなど人気を背負った馬がそれに応えるシーンはたびたびあるが、7番人気以下の伏兵は【0-0-0-32】と穴は出ていない。これを最後のデータとしよう。

4頭のうち、非・社台ノーザン系の生産馬はメイショウタバルとエコロヴァルツ。といってもメイショウタバルは6番人気以内(=消去回避)がほぼ確実。エコロヴァルツがちょうど微妙なラインだ。こちらはギリギリまで人気順を注視して決めたい。

【今年の該当候補】
・エコロヴァルツ
・メイショウタバル


5つのデータを終えて確実に残るのはクロワデュノールとダノンデサイルの2頭。メイショウタバルも事実上は生き残りがほぼ確定で、エコロヴァルツが人気次第となる。

堅い結論になったが、ここはやはり2頭のダービー馬が中心だ。クロワデュノールはここ2戦少し着順を落としたが、凱旋門賞は道悪に、ジャパンCは1000m通過57秒台のハイペースに苦しめられたもの。今回は巻き返しの可能性大と言っていいだろう。

馬券は残った馬の馬連ボックスとする。3頭なら3点、4頭なら6点。着実に仕留めたい。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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