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【高松宮記念】449万円馬券を生んだ波乱GⅠ “激走4条件”を満たす大穴候補

5時間前
逆瀬川龍之介
高松宮記念 激走馬の共通点,ⒸSPAIA

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過去10年で2度の“7桁馬券”

最近の高松宮記念はとにかく荒れる。直近10年の3連単配当では19年に449万円超え、22年に278万円超えと、2回も7桁馬券が飛び出している。逃げ切りから直線一気まであって脚質は不問。さらには1枠からも8枠からも勝ち馬が出ていて、パッと見で傾向を掴みづらいレースでもある。

そこで今回は同期間に単勝10倍以上で馬券に絡んだ10頭をチェック。その共通項を見つけ出し、今年の高配プレゼンターをピックアップしたい。

■ベテラン重視:6歳以上の牡馬&セン馬、5歳以上の牝馬
短距離戦はスピードが問われるため、若い馬ほど走るイメージだが、高松宮記念は違う。直近5年では、勝ち馬5頭のうち実に4頭が6歳以上だった。

穴馬も例外ではなく、該当10頭を見ると牡馬&セン馬の6頭は6歳以上、牝馬の4頭は5歳以上だった。23年には8歳のトゥラヴェスーラ(13番人気)が3着に突っ込み、3連単66万馬券を演出しているので、大ベテランでも決して侮れない。

■大型馬優勢:馬体重480kg以上
こちらは短距離戦らしいデータで、大型馬が幅を利かせている。該当10頭のうち、馬体重が最も軽かった22年2着のロータスランド(5番人気)でも476kg。それ以外は全9頭が480kg以上だった。460kg以下となると人気馬でも苦戦しているので、馬体重は必ずチェックしてほしい。

■実績:前年以降に1400m以下の「重賞で連対」or「オープン勝利」
人気はなければないほどいいが、実績はあるに越したことがない。該当10頭にも上がり馬は皆無。うち8頭は前年以降に1400m以下の重賞で2着以内の実績があった。

それ以外の2頭は19年3着のショウナンアンセム(17番人気)、22年3着のキルロード(17番人気)だが、やはり前年以降に1400m以下のオープンを勝っていた。どちらにも当てはまらない馬はさすがに狙いづらい。

■ローテーション:年明け以降のレースから臨戦
休み明けで結果を残せるのは上位人気馬だけだ。穴馬はどうかというと、該当10頭中9頭は年明けにレースを使っていた。例外は23年3着のトゥラヴェスーラの1頭のみ。今年の穴馬も前哨戦を使ってきた馬の中に潜んでいると考えたい。

激走候補は4頭

22頭の登録馬のうち、以上の4つの関門(※馬体重は前走のものを参照)を突破したのはエーティーマクフィ、ママコチャ、ヨシノイースター、そして除外対象のタマモブラックタイの4頭だ。この中からエーティーマクフィを軸に据える。

特筆したいのは前々走の京阪杯で、中団から鋭く伸びて1分7秒4の好時計勝ち。それもGI勝ち馬のルガル、直前のスプリンターズSで5着だったヨシノイースター、その後に重賞で2戦連続2着となるレイピアなどを抑えての戴冠だから価値があった。

前走のシルクロードSで8着に終わったため人気を落とすかもしれないが、トップハンデタイの58.5kgを背負いながら勝ち馬と0秒3差であり、決して悲観する内容ではなかった。叩き2戦目の今回、高速決着も急坂のあるコースも問題ないタイプだけに、ガラリ一変での好勝負を期待したい。

相手はサトノレーヴ、ジューンブレア、ナムラクレア、パンジャタワー、ママコチャ、ヨシノイースターの6頭。馬連と3連複の流し馬券で高配当ゲットといきたい。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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