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【高松宮記念】GⅠ馬ママコチャ、ウインカーネリアンは消し ハイブリッド式消去法

16時間前
久保田大五郎
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5つのデータから絞れた馬は?

日曜の中京メインは高松宮記念。上半期の短距離王決定戦にして、宝塚記念までほぼノンストップで続く春のGⅠシリーズ開幕戦でもある。

いつも通り過去10年分のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。

特別登録があった22頭のうち、ルガルはドバイ遠征のため回避。タマモブラックタイ、プルパレイ、ショウナンアビアスが除外対象となっている。この4頭を除く18頭を対象に進める。

『前走9着以下』×『GⅠ未勝利馬』★0.0%★

まずは前走の結果が振るわなかった馬から消去する。今回の対象は前走9着以下【0-1-1-50】複勝率3.8%(※前走競走中止含む)。巻き返して馬券に絡んだのはたった2頭で、17年3着レッドファルクスは前年のスプリンターズS優勝馬、19年2着セイウンコウセイは2年前に高松宮記念を制していた。

つまりGⅠ未勝利馬に限ると【0-0-0-43】で全滅。これを最初の消去データとして採用する。

スプリンターズS2着馬ジューンブレアなど6頭が脱落した。昨年のスプリンターズSは前半3F33.7秒と短距離GⅠにしてはペースが遅く、いわゆる「行った行った」の決着だった。逃げたジューンブレアには展開の助けが大きかった。過度の評価はできない。

【今年の該当馬】
・インビンシブルパパ
・ジューンブレア
・ダノンマッキンリー
・ビッグシーザー
・ピューロマジック
・フィオライア

『前走オーシャンS』×『前走1~4枠』★0.0%★

次は関東圏の主要ステップであるオーシャンSについて。前走オーシャンS組は【1-0-5-50】複勝率10.7%で、出走数は多いが成績はあまりよくない。シルクロードS【5-2-0-25】同21.9%や、阪急杯【1-2-2-31】同13.9%に好走率で見劣っている。

また、オーシャンSで1~4枠だった馬は【0-0-0-28】の惨状だ。今年もオーシャンSは開幕週らしく内枠勢が有利な競馬だった。その恩恵を受けたメンバーは軽視した方がよさそうだ。

2枠3番から勝利したペアポルックス、1枠2番から2着だったレイピアが新たに消えた。今回はGⅠ実績馬が多数参戦して一気の相手強化となる。ここでは家賃が高い。

【今年の該当馬】
・(フィオライア)
・ペアポルックス
・レイピア

『7歳以上』×『キャリア29戦以上』★0.0%★

続いて年齢別成績。近年のスプリント界は勢力図が停滞しており、ここも人気上位はサトノレーヴやナムラクレアといった7歳世代になると予想される。しかし高松宮記念において7歳以上馬の成績は【1-0-2-44】複勝率6.4%と今ひとつだ。

なかでもキャリア29戦以上を消化していると【0-0-0-29】。一概に高齢馬が全てダメというわけではないが、使い込まれてきた馬は振るっていない。

サトノレーヴ、ナムラクレア、ママコチャの「7歳三銃士」はカラくも消去を免れたが、スプリンターズS覇者の9歳馬ウインカーネリアンはここでアウト。先にも触れた通り昨年のスプリンターズSは前残りの決着で、ジューンブレア同様こちらも展開に恵まれた部分が大きい。

【今年の該当馬】
・ウインカーネリアン
・エーティーマクフィ
・ヨシノイースター

『ノーザンF生産馬』×『前走2番人気以下or海外レース』★3.8%★

ここで恒例の「生産者ネタ」を使う。押しも押されもせぬ日本競馬界のトップ生産者・ノーザンファームの数少ない苦手分野がこのスプリント戦。過去10年でノーザンF生産馬は【0-3-2-28】複勝率15.2%と未勝利に終わっている。

好走した5例のうち、4頭は前走で1番人気に推されていた。前走が2番人気以下(または公式な人気データがない前走海外組)なら【0-0-1-25】同3.8%。上位人気になるケースもしばしばあるが、2021年インディチャンプ3着以外は全く出番がなかった。

今年のノーザンF生産馬はダノンマッキンリー、ママコチャ、レッドモンレーヴの3頭。いずれも前走が2番人気以下のため、バッサリ消去となった。

【今年の該当馬】
・(ダノンマッキンリー)
・ママコチャ
・レッドモンレーヴ

『馬番11~18番』×『美浦所属馬』★0.0%★

現時点で残るは5頭。最後は当日の枠順が絡むデータで仕上げとする。

昨年は珍しく外枠が台頭した高松宮記念だが、基本的には内めの枠が優勢だ。馬番1~10番【7-7-9-77】複勝率23.0%に対し、11~18番は【3-3-1-73】同8.8%と明確な差がついている。

また、不利な馬番11~18番に入った美浦所属馬は【0-0-0-19】。そもそも上位人気になった例もほぼないとはいえ、一度も馬券に絡めていない以上は減点したい。

残った5頭のうち、サトノレーヴとララマセラシオンが美浦所属馬だ。連覇を目指すサトノレーヴは昨年が10番からのスタート。それより外を引いてしまった場合は消しとする。

【今年の該当候補】
・サトノレーヴ
・ララマセラシオン

5つのデータを終えて、確実に残るのはナムラクレア、パンジャタワー、ヤマニンアルリフラの3頭。サトノレーヴとララマセラシオンの取捨が馬番次第となった。

注目馬を1頭選ぶなら、やはりこれがラストランとなる予定のナムラクレア。当レース3年連続2着で、能力も舞台適性も十分すぎるほど証明してきた。あとはほんの少しの運が伴えば悲願のGⅠ制覇も叶うはずだ。推奨馬券は残った馬の馬連ボックスとする。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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