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【阪神大賞典】日経新春杯2着ファミリータイムは消し ハイブリッド式消去法

2026/03/18 06:00
久保田大五郎
過去10年の阪神大賞典『前走8番人気以下』×『前走が15頭立て以下』,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

日曜の阪神メインは阪神大賞典。天皇賞(春)の前哨戦にあたる古馬の長距離GⅡだ。

いつも通り過去10年分のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。特別登録のあった全11頭を対象とする。

『前走5着以下』×『中7週以下』★0.0%★

まずはやはり前走の結果が悪かった馬から消去していく。今回は前走5着以下【4-3-4-58】複勝率15.9%に注目。

反撃に成功した11頭のほとんどが前年ジャパンCや有馬記念からの参戦で、中7週以下で臨む馬に関しては【0-0-0-35】と見事に全滅だった。

AJCC11着から中7週のマイネルエンペラー、京都記念11着から中4週のメイショウブレゲが最初に脱落した。マイネルエンペラーはスタミナ豊富で侮れないが、データからは手が出せない。

【今年の該当馬】
・マイネルエンペラー
・メイショウブレゲ

『前走2着以内』×『前走が2600~3200m』★0.0%★

今度は反対に、前走で連対した馬について。前走2着以内馬は【6-3-3-18】複勝率40.0%と好成績なのだが、その距離が2600~3200mの場合は【0-0-0-9】と結果が出ていない。万葉Sや3勝クラスの3000m戦、あるいはローカルの2600m戦など、レースレベルが低調なところでの連対実績は信用できない。

万葉Sを勝ったアクアヴァーナル、松籟S2着キングスコールが消去される。アクアヴァーナルの前走はハンデ52キロ。別定のGⅡで相手も斤量も一気に上がるここは苦戦濃厚だ。

【今年の該当馬】
・アクアヴァーナル
・キングスコール

『前走8番人気以下』×『前走が15頭立て以下』★0.0%★

続いて前走の人気。前走時点で8番人気以下の低評価だった馬は【1-2-4-38】複勝率15.6%とやや低調だ。特に、その前走が15頭立て以下だと【0-0-0-21】。有馬記念のようなハイレベルかつ多頭数のレースなら人気薄でも許容できるが、そうでない番組で人気にもなっていないようでは厳しい。

新たにダンディズムとファミリータイムが消えた。ファミリータイムの日経新春杯11番人気2着はスローペースの逃げ。4角3番手以内にいた3頭が1~3着を占める典型的な前残り決着に持ち込み、展開利が大きかった。

【今年の該当馬】
・ダンディズム
・ファミリータイム
・(メイショウブレゲ)

『前走上がり4位以下』×『キャリア26戦以上』★0.0%★

4つ目は前走の上がり順位。前走の上がりがメンバー中4位以下だった馬は【6-6-6-58】複勝率23.7%で、これ単体では減点材料にならない。ただし、キャリア26戦以上を消化しているベテランに限ると【0-0-0-30】だった。加齢で末脚のキレを失っている馬は買えない。

消去済みの2頭に加え、シュヴァリエローズがここに該当した。一昨年のステイヤーズS勝ち馬だが、昨年は6戦して12着、7着、12着、14着、23着、10着と苦戦続き。GⅠ挑戦や不得手な道悪が多かったことも確かだが、8歳になって劇的な変わり身というのも考えにくい。

【今年の該当馬】
・シュヴァリエローズ
・(ダンディズム)
・(メイショウブレゲ)

『栗東所属騎手』×『8番人気以下』★0.0%★

現時点で残るは4頭。最後は当日の人気順が絡むデータを紹介する。掛け合わせるのは騎手の東西所属。阪神大賞典は「関東馬は不振だが関東の騎手は好成績」という傾向があり、美浦所属騎手【1-2-4-10】複勝率41.2%に対し、栗東所属騎手は【9-8-6-74】同23.7%とそこそこ大きな差がついている。

また、栗東所属騎手が馬券に絡んだ例は7番人気まで。8番人気以下では【0-0-0-38】に終わっていた。これを最後の消去データとして採用する。

残った4頭のうち、栗東所属騎手を想定しているのはアドマイヤテラ(武豊)、サンライズソレイユ(岩田望来)、ダノンシーマ(川田将雅)の3頭。アドマイヤテラとダノンシーマは上位人気(=消去回避)が事実上確実で、サンライズソレイユがちょうど当落線上あたりにいる。

【今年の該当候補】
・アドマイヤテラ
・サンライズソレイユ
・ダノンシーマ

5つのデータを終えて、確実に残るのはレッドバンデただ1頭。アドマイヤテラとダノンシーマもまず間違いなくセーフ、あとはサンライズソレイユの人気次第で3~4頭の布陣になる。

2勝クラスを勝って格上挑戦のレッドバンデだが、昨年の菊花賞で0.5秒差の5着がある。もっと言えばセントライト記念でミュージアムマイルと0.1秒差、青葉賞でエネルジコ、ファイアンクランツ、ゲルチュタールらと僅差で走っており、ここでも実力は全くヒケをとらない。

馬券は残った馬の3連複ボックスにする。サンライズソレイユが消えると1点勝負になるが、頭数も頭数なのでそのくらい絞ってちょうどいいだろう。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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