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【スプリングS】激走のポイントは2つ 好材料多いラストスマイルに熱視線

2026/03/11 17:00
逆瀬川龍之介
スプリングS 近年の注目傾向と該当馬,ⒸSPAIA

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単勝10倍以上で馬券に絡んだ10頭をチェック

先週の弥生賞はガチガチの決着もあれば大波乱もある難解なレースだったが、今週のスプリングステークスは実に分かりやすい。というのも、直近10年の3連単の配当を見ると、うち8回が1万円から6万円のレンジに収まっているのだ。

つまり、狙うべきは中波乱と明白。そこで今回は、同期間において単勝10倍以上で3着以内に入った10頭をチェック。共通項を見つけ出し、今年の激走馬をピックアップしたい。

■キャリア
人気薄を買うならば、重視すべきは“未知の魅力”よりも“経験値”。条件に該当した穴馬10頭は全馬がキャリア3戦以上で、23年3着メタルスピード(8番人気)は6戦、25年2着フクノブルーレイク(7番人気)は5戦を消化していたように、とりわけ近年は使われながら力を付けてきたタイプの台頭が目につく。

ちなみに、同期間にキャリア2戦以下で馬券に絡んだ馬は6頭いるが、23年1着ベラジオオペラ(2番人気)や24年1着シックスペンス(1番人気)など、全馬が3番人気以内に支持されていたことは押さえておきたい。

<キャリア3戦以上>
・アウダーシア
・アクロフェイズ
・アスクエジンバラ
・ガリレア
・サウンドムーブ
・サノノグレーター
・ジーネキング
・フレイムスター
・マイネルシンベリン
・マカナアネラ
・ミリオンクラウン
・ラストスマイル
・ロードレイジング

■前走
確かにキャリアは大事だが、ただ経験を積んでいればいいというものでもない。該当10頭の前走を見ると、うち9頭が1勝クラス以上で4着以内を確保していた。唯一の例外は22年3着のサトノヘリオス。ただし、こちらは前走がGⅠのホープフルS(13着)だったので、ほぼ参考外と考えていいだろう。

また、脚質に言及するなら、前走で先行している馬がベター。これは小回りの中山芝1800mらしい傾向であり、決して偶然ではないはずだ。

<前走1勝クラス以上かつ4着以内>
・アクロフェイズ
・アスクエジンバラ
・クレパスキュラー
・サウンドムーブ
・テルヒコウ
・マイネルシンベリン
・ラストスマイル

脚質と血統も好材料

今年の登録馬のうち、キャリア3戦以上かつ前走が1勝クラス以上で4着以内だったのはアクロフェイズ、アスクエジンバラ、サウンドムーブ、マイネルシンベリン、ラストスマイルの5頭。その中から、最も先行力があるラストスマイルを本命に推す。

超ハイレベルだった東京スポーツ杯2歳Sの5着馬。当時はテルヒコウに半馬身の先着を許したが、舞台替わりで十分に逆転可能だろう。一族には96年のラジオたんぱ賞を制したビッグバイアモン、05年セントライト記念3着ピサノパテック、17年京成杯2着ガンサリュートなど、中山芝重賞の好走馬がズラリ。そんな血の後押しも受けて、人気馬の一角を崩してほしい。

馬券は馬連と3連複の流し。相手はアクロフェイズ、アスクエジンバラ、クレパスキュラー、サウンドムーブ、テルヒコウ、マイネルシンベリンの6頭とする。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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