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【中山記念】重賞4勝レーベンスティール、二冠牝馬チェルヴィニアは消し ハイブリッド式消去法

2026/02/25 06:00
久保田大五郎
過去10年の中山記念『前走4角8番手以下』かつ『前走東京以外』,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

フェブラリーステークスをもって東京開催が終わり、今週から関東圏は舞台を中山に移す。その開幕週には芝1800mの古馬GⅡ・中山記念が行われる。

いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。登録17頭でスパークリシャールが除外対象となっているが、連闘となる登録馬もいて一部の出否が不透明。そのため今回はそのまま全17頭を対象に進める。

『前走6着以下』×『前走GⅠ以外』★2.3%★

まずは前走の結果が振るわなかった馬から消去していく。今回は前走6着以下【2-3-2-59】複勝率10.6%に注目した。

このうち、前走が(国内外問わず)GⅠ以外のレースだと【0-1-0-42】同2.3%となる。GⅠでなら大敗も許されるが、それ以外ならば最低でも5着以内の結果は欲しい。

最初のデータで豪快に8頭が消えた。NHKマイルC2着馬マジックサンズも古馬との対戦になってからは10着、8着、12着と苦戦中。後方一手の脚質からして、中山の開幕週も合わないだろう。

【今年の該当馬】
・オニャンコポン
・サイルーン
・サトノエピック
・スパークリシャール
・ニシノエージェント・マイネルモーント
・マジックサンズ
・マテンロウオリオン

『前走4角8番手以下』×『前走東京以外』★0.0%★

続いては脚質から絞り込む。中山記念は開幕週でAコースを使用するレース。1回開催で保護されていた部分にグリーンベルトができるため、内前でロスなく立ち回った馬が有利になりやすい。

それに関連して、前走の通過順が後ろの方だった馬の不振が目立つ。具体的には「前走4角8番手以下」の馬が【0-2-0-40】複勝率4.8%で、その前走が東京以外なら【0-0-0-31】と全滅だった。

新たにチェルヴィニア、レーベンスティールの2頭が脱落した。二冠牝馬チェルヴィニアは古馬になってからどうも往時の勢いがない。

レーベンスティールをベストと思われる1800mで消すのは正直リスキーだが、こればかりは仕方ない。データにしたがって消しとする。

【今年の該当馬】
・(オニャンコポン)
・(サイルーン)
・(スパークリシャール)
・チェルヴィニア
・(ニシノエージェント)
・レーベンスティール

『7歳以上』×『中山重賞で連対歴なし』★0.0%★

次は年齢別データ。このレースでは4歳馬が【4-5-4-14】複勝率48.1%と圧倒的な成績を誇り、対照的に7歳以上の高齢馬は【1-0-3-32】同11.1%と劣勢に立たされている。

7歳以上で馬券に絡んだ4頭はロゴタイプ、ウインイクシード、ヒシイグアス、ソウルラッシュという面々で、いずれもそれまでに中山の重賞で連対した実績があった。当地での重賞連対歴がないと【0-0-0-20】だ。

消去済みのサイルーンに加え、サンストックトン、ショウナンマグマ、セイウンハーデスの3頭がアウト。セイウンハーデスはジャパンCの“暴走”を見るに1800m歓迎で侮れない存在だが、ここはもっと若い馬を優先するレースだ。

【今年の該当馬】
・(サイルーン)
・サンストックトン
・ショウナンマグマ
・セイウンハーデス

『前走7番人気以下』×『中6週以下』★0.0%★

今度は前走の人気に着目する。前走で7番人気以下の低評価だった馬は【1-1-2-54】複勝率6.9%と不振。反撃に成功した4頭は前年12月のGⅠ、または東西の金杯からの臨戦であり、中6週以下の出走なら【0-0-0-30】とキレイさっぱり馬券に絡んでいない。

このデータには8頭が該当するが、ほとんどが消去済みで新顔はエヒトとシャンパンカラーだけ。シャンパンカラーはNHKマイルCなど全3勝を東京で挙げる東京巧者。前走は斤量59kgを背負って0.1秒差と良い内容だったが、中山の1周競馬に替わる今回は軽視が妥当だろう。

【今年の該当馬】
・エヒト
・(オニャンコポン)
・(サンストックトン)
・シャンパンカラー
・(スパークリシャール)
・(マイネルモーント)
・(マジックサンズ)
・(マテンロウオリオン)

『非・社台ノーザン系生産馬』×『前走ローカル』★0.0%★

4つの項目を終えた時点で残りはなんと2頭。快速で消去が進みすぎた。最後はおなじみの生産者ネタで仕上げとする。

「非・社台ノーザン系」(※社台F、ノーザンF、追分F、社台コーポレーション白老F以外とする)の生産馬は【4-5-3-57】で複勝率17.4%。社台ノーザン系の【6-5-7-41】同30.5%に比べてやや見劣る。その非社台系生産馬のうち、前走が札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉のローカル場だった馬は【0-0-0-13】と全く出番がなかった。

これで福島記念2着エコロヴァルツが最後の最後で消去となった。昨年の当レース2着馬で実力も舞台適性も確かだが、当時は2枠4番の絶好枠を生かしてほぼ完璧に乗られたものでもあった。

【今年の該当馬】
・エコロヴァルツ
・(マテンロウオリオン)

5つのデータを終えて、残ったのはカラマティアノス1頭だけ。なかなか珍しい事態になった。

前走の中山金杯勝ちもさることながら、昨年の共同通信杯で対マスカレードボール0.1秒差2着の実績が光る。1800mならGⅡでもヒケをとらない。推奨馬券はもちろん、カラマティアノスの単勝1点とする。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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