【クイーンC】前走上がり3F2位以内の馬が7勝 名牝ノームコアの血を引くドリームコアはオッズ妙味あり

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3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は2月14日(土)東京競馬場で行われるクイーンカップについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。
・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」
・目には見えない上積みを探る「前走内容」
・適性と素質を知るための「血統評価」
特別登録のあった23頭のうち除外対象のトリスティを除いた22頭を検討対象として、過去10年データを使用する。
重要データ:前走の上がり3F順位に注目

クイーンCは競馬場の違いはあるが、距離1600mで直線の長い東京コースということもあり、桜花賞の重要な前哨戦の一つだ。
レースの特徴として最初に挙がることは、とにかく堅いレースということ。レース全体の単勝回収率は30%、複勝回収率は61%となっている。基本的には人気馬を中心に絞って買うことがおすすめだ。
注目したいデータは前走の上がり3F順位別成績。1位の成績は【5-3-3-25】で単勝回収率51%、複勝回収率57%。2位の成績は【2-3-1-23】で単勝回収率23%、複勝回収率135%となっている。決して高くない数字ではあるが、堅いレースの中で7勝している点は注目したい。
今年上位人気が予想されるギャラボーグ、ドリームコア、マルガはいずれも好走データに合致。今年も平穏決着になる可能性は高い。
【前走上がり3F2位以内の出走予定馬】
・ギャラボーグ
・ゴバド
・タイムレスキス
・ドリームコア
・トワニ
・ナイスプレーアスク
・ニシノサリーナ
・マスターソアラ
・マルガ
・モートンアイランド
・ルージュボヤージュ
前走内容;ドリームコアのベゴニア賞
ドリームコアの前走はベゴニア賞1着。レースは前半4F47.1秒、後半4F46.0秒で後傾1.1秒のスローペースだった。
馬群もひと塊だったことから上がり勝負となり、コルテオソレイユの追撃を押さえて上がり33.7秒の末脚で粘り切った。
前半4F47.1秒ながら勝ち時計は1分33秒1と速く、レースレベルは高かったといえる。また牡馬相手に勝ち切ったことも大きい。
ドリームコアは本質的には上がり勝負が得意なタイプではなく、レース前は少頭数でどうかと思っていたが、それでも勝利したのは素質の高さと言える。
今回はフルゲートが予想され、前走以上にペースは流れそう。タフな展開ならギャラボーグら相手にも良い勝負ができそうだ。
血統解説:ドリームコア

・ドリームコア
日本での牝祖は4代母ラスティックベル。このファミリーは古くはフサイチエアデール、フサイチリシャールを出し、最近ではクロノジェネシスやノームコアを輩出している名門牝系だ。
ファミリーの特徴としては芝適性の高さ、末脚の持続性能の高さ、そして豊富なスタミナが挙げられる。また仕上がりも早く、早期からの活躍も見込めるのが強みだ。
本馬の母は香港カップ、ヴィクトリアマイルとGⅠ・2勝のノームコア。また半兄にはJRA2勝のシルバーレイン(父エピファネイア)がいる。活力の高さは十分に重賞級でこれまでの走りからも素質の高さが見て取れる。
本馬は父にキズナを迎えた。牝馬のキズナ産駒のため芝適性が高いのは間違いないが、ファミリーの特徴を伸ばすような配合で上がり勝負よりも持続力勝負が向いている。
前走で適性外のレースを勝ち切った点も評価できる。また今回は頭数が増えるだけに上積みも見込める。しかし、距離はもう少し長い方が良さそうなため、東京マイルはベスト舞台とまではいかないだろう。
Cアナライズはドリームコアを推奨
今回のCアナライズはドリームコアを推奨する。前走で阪神JF2着のギャラボーグは好走データにも合致、今回も注目の一頭だが、勝ち負けになる可能性が高いのはドリームコアの方だ。
頭数が増えることは本馬にとってはプラスで、前走よりスローペースになることは考えづらい。前走は本馬の苦手な上がり勝負だっただけに、やや過小評価される可能性もあり、オッズを考えれば本馬から入りたい。
ただレース全体としては例年通り堅く決まりそう。相手はギャラボーグ一頭に絞っても良さそうだ。
【ライタープロフィール】
貴シンジ
競馬ライター。サラブレッドの血統をファミリー中心に分析する牝系研究家。3つのファクターから構築する「コンプレックスアナライズ」を駆使して競馬予想を行う。WEBサイト『ウマフリ』で「牝系図鑑」も連載中。競馬予想のほか商業誌での執筆、一口馬主クラブ募集馬やセリ馬の血統分析、血統の魅力の伝承、繁殖牝馬の配合提案などを独自の切り口から行う。
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