【フェブラリーS】チャンピオンズC組は「東京ダートマイル重賞」実績がカギ 一発秘めるペリエールとペプチドナイル

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今年は根岸S組に強調材料乏しく
22日(日)、東京競馬場でフェブラリーステークス(GⅠ・ダ1600m)が行われる。レース史上3頭目の連覇に挑むコスタノヴァ、牝馬として2頭目のチャンピオンズC制覇を果たしたダブルハートボンドを中心に、多士済々なメンバーが顔をそろえた。
ここでは、過去10年のデータを使用し、ローテーション面の特徴を探っていく。

勝ち馬が出た前走レースは以下の3レース。今回はこれら3組を中心に考察したい。
・根岸S:5勝
・チャンピオンズC:3勝
・東海S(≒現プロキオンS):2勝
半数の5勝を誇る前走根岸S組だが、該当の5頭はいずれも根岸S1着馬だった。一方で3着以下は【0-0-0-33】と一度も馬券に絡めていない。連対馬が不在の今年は強調材料に欠けるグループだ。
前走チャンピオンズC組【3-3-1-12】は東京ダート1600m重賞の実績に注目。過去に同条件で3着以内歴のある馬が【3-3-0-10】と、連対6頭すべてに該当している。
また、チャンピオンズCでの着順は不問であり、むしろ凡走した馬の活躍が目立っている。上記条件該当馬のうち、6着以下だった馬は【3-1-0-7】勝率27.3%、複勝率36.4%と好成績。回収率で見ても、単勝121%、複勝100%と妙味すら見込める。二桁着順から2頭が勝利しており、大敗馬も見逃せない。
今年は10着ペリエールと12着ペプチドナイルの2頭が条件に合致。24年フェブラリーS覇者であるペプチドナイルはもちろん、23年ユニコーンS勝ち馬で、24年武蔵野Sでも小差の3着に好走したペリエールは舞台替わりで一発を秘める存在だ。
一方で、チャンピオンズCを制したダブルハートボンドは東京1600m重賞実績はおろか、東京コースも、1600mの経験もない点は気がかりだ。近走の相手関係からも能力に疑う余地はないが、チャンピオンズC組の好走傾向からは外れている点は留意したい。
前年武蔵野Sとの親和性は高い
残る東海S組だが、24年から同役割で移設されたプロキオンSも含めた成績は【2-1-1-17】複勝率19.0%と強調できるほどではない。だが、24年にペプチドナイルが11番人気1着と波乱を巻き起こし、昨年もサンライズジパングが5番人気2着と近況は良い。好走した4頭を確認すると、ペプチドナイルを除いた3頭は2着以内で、さらに4頭すべてが1600mでの好走実績のない馬だった。母数が少なくあてにはし辛いが、今年はプロキオンSを制したロードクロンヌがダートマイルに初挑戦ということで条件に合う。重賞6戦すべてで3着以内と底を見せていない点も含めて注意が必要だ。
最後に昨年覇者のコスタノヴァについて。前走武蔵野S組は3か月以上間隔が開くこともあって【0-0-1-2】とサンプルが足りない。ただし、「前年武蔵野S4着以内」に当てはまる馬を抽出すると、【4-2-4-13】勝率17.4%、複勝率43.5%の好成績で、回収率も単勝100%、複勝114%と優秀。レースとの親和性は高く、力が発揮できる仕上がりなら今年も有力候補だろう。
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