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【きさらぎ賞】“該当4頭すべてが連対”の好データ浮上 条件合致の大物候補に熱視線

2026/02/05 12:00
SPAIA編集部
きさらぎ賞の前走着順別成績(京都開催直近7回),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

キャリア2戦以内の好走多数

2月8日、京都競馬場で行われるきさらぎ賞。昨年は春のクラシックで見せ場を作ったサトノシャイニング、リンクスティップ、ショウヘイが上位を賑わすなど、先の大舞台を見据える上でも注目の一戦となる。

ここでは京都開催だった直近7回のデータを分析し、傾向に合致する今年の注目馬を紹介する。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


1番人気が【3-1-1-2】勝率42.9%、複勝率71.4%と抜けた成績。しかし、2番人気以下は7番人気【1-0-1-5】勝率14.3%、複勝率28.6%までほぼほぼ大きな差がない。

★性別

性別成績,ⒸSPAIA


翌週のクイーンCなど牝馬路線が充実した時期でもあり、牝馬の参戦は少ない。ただし、昨年はリンクスティップが2着に好走。マイル以上を狙い撃ってきた牝馬は軽視できない。

★所属

所属別成績,ⒸSPAIA


翌週に同距離の共同通信杯があることから、美浦所属馬の参戦はほぼない。ただし、2018年にグローリーヴェイズが2着に入っている。

★キャリア

キャリア別成績,ⒸSPAIA


キャリア2戦以内が4勝、2着4回と、フレッシュな馬が活躍傾向。ただし、同3~5戦も好走率では大差なし。今年の登録馬はすべてこの範囲に収まっている。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


先行馬が4勝、2着3回と目立っているが、複勝率で見ると先行(28.6%)に対して差し(38.5%)や追込(31.3%)が上回る。直近2回では、24年は追込2頭によるワンツー、昨年も差し馬が1・3着に好走している点には留意したい。

また、上がり3F1位【4-1-2-0】勝率57.1%、複勝率100%をはじめ、同3位以内が全7勝を占めるように位置問わず決め手の有無も重要だ。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


好走馬の数では1勝クラス・重賞組がやや優勢だが、概ね、どの組も複勝率は25.0%以上となっている。

★前走着順

前走着順別成績,ⒸSPAIA


前走3着以内【6-7-6-27】勝率13.0%、複勝率41.3%と3着以内馬はほぼこのゾーンから。前走4着以下から馬券に絡んだ2頭はいずれもGⅠ朝日杯FSからの臨戦だった。大敗からの巻き返しがあるとしたらGⅠ組か。

★種牡馬の系統

主な種牡馬系統別成績,ⒸSPAIA


ディープインパクト系【3-4-3-10】勝率15.0%、複勝率50.0%を中心とした父サンデーサイレンスの系統が5勝、2着6回と上位を占める。ただし、ディープ系好走馬の大半がディープインパクトの直仔だった点には留意だ。ほかはロベルト系が2勝を挙げる。

一方で、大種牡馬キングカメハメハなどが属すミスタープロスペクター系は【0-0-2-10】と連対馬がいない。


距離短縮組の好走パターンに該当

今年のきさらぎ賞では以下の条件をピックアップする。

注目データ,ⒸSPAIA


<きさらぎ賞の注目データ>
前走2000m【3-2-1-16】
勝率13.6%/連対率22.7%/複勝率27.3%

→前走上がり3F2位以内【3-2-1-7】
勝率23.1%/連対率38.5%/複勝率46.2%

→→前走0.4秒差以上勝ち【3-1-0-0】
勝率75.0%/連対率100.0%/複勝率100.0%
※京都開催時の直近7回

ここでは前走2000mから臨戦する距離短縮組にフォーカスをあてる。マイル以下からの延長組も【3-3-5-14】複勝率44.0%と優秀だが、こちらはシンザン記念、朝日杯FS組が大半を占めており、今年は同レースからの参戦馬がいない。

前走2000m組に話を戻すと、この組は前走内容に好走のツボが存在する。まず、きさらぎ賞好走の6頭すべてに該当するのが「前走上がり2位以内」だった馬で、これを満たすだけで複勝率は46.2%まで上昇。その上で、後続に0.4秒以上の差をつけて勝利した馬は【3-1-0-0】と4頭すべてが連対していた。

これには、昨年の2着馬リンクスティップのほか、サトノダイヤモンド、ビザンチンドリームと以降の重賞戦線でも活躍する実力馬たちが名を連ねている。

<今年の注目馬>
★エムズビギン(牡3)
・前走2000m戦を上がり最速で0.4秒差勝ち
・「栗東」「キャリア2戦」「前走1着」

推奨するのはエムズビギン。欧州の芝長距離で活躍した母を持つ取引価格6億4900万円(税込み)の超高額馬だ。兄には昨年のシンザン記念を快勝したリラエンブレムがいるように、血統面からは冬のタフな馬場コンディションはプラスに働きそうだ。

前走東京2000m戦では約2馬身の致命的な出遅れ。序盤で5番手まで位置を挽回するロスがありながら、ラスト2Fは11.5-11.5と減速なしで駆け抜けて0秒4差の楽勝。まだ余力がある内容だった。

2戦続けて出遅れとスタートはカギだが、その中でも新馬戦ではテルヒコウ(東スポ杯2歳S4着)の2着だったように、重賞のメンバーに入っても戦うだけの素質は秘めている。

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