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【根岸S】狙い目は“勢いあるベテラン” 名手が導く6歳牝馬フェブランシェに激走気配

2026/01/28 17:00
逆瀬川龍之介
根岸S 激走馬の共通点,ⒸSPAIA

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近況と年齢がカギ

根岸ステークスは今年も23頭が特別登録を行ったように、ほとんどの年でフルゲートになる難解な一戦だ。ただし、直近10年を振り返ってみると3連単の6桁配当はゼロ。かといってガチガチの決着が多いわけでもなく、多くの年で単勝2桁オッズの伏兵が1頭は馬券に絡んでいる。

そこで今回は、直近10回の根岸Sにおいて単勝10倍以上で馬券に絡んだ10頭をチェック。その共通項を参考に、今年の激走候補をピックアップしたい。

■前走が前年秋以降かつ1桁着順(10/10頭)
人気薄だからといって、大敗からのガラリ一変は考えづらい。該当10頭の前走を見ても、全て前年秋以降で1桁着順だった。

さらに、チャンピオンズカップ(GⅠ)からの臨戦だった16年グレープブランデー(3着)と18年ノンコノユメ(1着)を除いた8頭は前走が1着か、負けていても勝ち馬から0秒4差以内だった点は押さえておきたい。

<今年の該当馬>
・アルファマム
・インユアパレス
・ウェイワードアクト
・エンペラーワケア
・コンクイスタ
・ダノンフィーゴ
・ドンインザムード
・ノーブルロジャー
・ビダーヤ
・フェブランシェ
・マテンロウコマンド
・ロジアデレード

■6歳以上(7/10頭)
経験値がモノを言いやすいダート戦らしく、近年の根岸Sもベテランの活躍馬が顕著。該当10頭のうち、実に7頭が6歳以上だった。

8歳馬も16年タールタン(2着)とグレープブランデー(3着)、20年スマートアヴァロン(3着)、21年ワンダーリーデル(2着)と4頭が馬券に絡んでおり、高齢を理由に人気を落としている実力馬は積極的に狙っていきたい。

<該当馬>
・アルファマム
・ウェイワードアクト
・エンペラーワケア
・オメガギネス
・ケイアイドリー
・コンクイスタ
・ネオトキオ
・バトルクライ
・フェブランシェ
・フリームファクシ
・メイショウカズサ
・ロードフォンス


ルメール騎手騎乗の穴馬候補

以上の2つを突破したのはアルファマム、ウェイワードアクト、エンペラーワケア、コンクイスタ、フェブランシェの5頭。除外対象のアルファマムとコンクイスタを除いた3頭の中で、波乱の使者候補として狙ってみたいのがフェブランシェだ。

大井所属の6歳牝馬とあって一見すると“地味キャラ”だが、昨年のスパーキングレディーCを制している実力馬。BCフィリー&メアスプリントは出走取消となってしまったが、帰国初戦だった前走のゴールドCでも南関東の強豪ムエックスから0秒3差の2着に食い下がっている。JRAの重賞でも大きな実力差はないはずで、何よりC.ルメール騎手が騎乗することが陣営の期待の大きさを示している。

さらに付け加えると、血統も推し材料。母の曽祖父であるデピュティミニスターの血を引く馬は根岸Sと相性が良く、「母の父クロフネ」は19年の3着馬クインズサターンと共通。今春での引退が既定路線となっているキャロットファームの6歳牝馬に、最後の大仕事を成し遂げてもらおう。

馬券はワイドと3連複軸1頭流し。相手はインユアパレス、ウェイワードアクト、エンペラーワケア、ダノンフィーゴ、マテンロウコマンド、ロードフォンスの6頭。6点と15点の計21点で勝負だ。

《ライタープロフィール》
逆瀬川龍之介
国内の主要セール、GIのパドックはもちろん、時には海外のセリにも足を運ぶ馬体至上主義のライター。その相馬眼を頼りにする厩舎関係者、馬主は少なくない。一方、マニアック、かつ実用的なデータを駆使して、ネット媒体や雑誌などにも寄稿するなど、マルチな才能を持っている。

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