【中日新聞杯】AIの本命はシンハナーダ 前走快勝で勢いに乗る良血馬を複勝率100%データが後押し

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国枝栄厩舎、最後の中日新聞杯
13日に中京競馬場を舞台に争われる中日新聞杯(GⅢ・芝2000m)。来年の飛躍を期す中距離路線の注目馬が集う一戦だが、ハンデ戦とあって馬券的にはひと筋縄ではいかない難解なレースとしてもお馴染みだ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:シンハナーダ
●短評
美浦・国枝栄厩舎が管理するレイデオロ産駒の4歳牡馬。前走・魚沼ステークス(3勝クラス)を0秒3差で快勝し、今回が重賞初挑戦となる。
母シンハディーパはオークス馬シンハライト、重賞勝ち馬リラヴァティの半姉という良血。連勝で一気に重賞タイトルに手が届いても不思議ない大器だ。
●データ
中日新聞杯が12月開催となった2017年以降の直近8回データを見てみると、父ミスタープロスペクター系の4歳馬が【1-2-2-7】複勝率41.7%と安定感抜群。複勝回収率118%と妙味もある。
なかでも前走でメンバー中2位以上の上がりを使っていた末脚自慢に限れば【1-1-1-0】複勝率100%で、単勝回収率143%、複勝回収率186%の好成績。今回の出走馬でこれをクリアしているのはシンハナーダだけだ。
また、管理する国枝師は来年2月に定年引退を控えており、これが最後の中日新聞杯となる。2年前のハヤヤッコの激走(13番人気2着)は記憶に新しいが、勝利となると2013年のサトノアポロが最後。12年ぶりの優勝で有終の美を飾ることができるか、こちらも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎シンハナーダ
◯ピースワンデュック
▲ヴィンセンシオ
△ファミリータイム
×シェイクユアハート
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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