【京都2歳S】AIの本命はゴーイントゥスカイ キャリアの浅さは経験値でカバー、複勝率75%データに唯一該当

SPAIA編集部

2025年京都2歳S AI本命馬 ◯◯,ⒸSPAIA

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前走同距離新馬組に熱視線

29日に京都競馬場を舞台に争われる京都2歳S(GⅢ・芝2000m)。昨年の勝ち馬エリキングは今年の菊花賞で2着、一昨年の勝ち馬シンエンペラーは翌年の日本ダービーで3着と後のクラシック好走馬を立て続けに出している注目の一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ゴーイントゥスカイ

●短評
美浦・上原佑紀厩舎が管理するコントレイル産駒の2歳牡馬。10月5日の東京芝2000m新馬戦は字面だけ見れば2着とタイム差なしの辛勝、上がり3Fもメンバー中3位と特筆すべきポイントはないようにも見える。

ところが、実際は直線で前が詰まりスムーズに追い出すことができず、進路が開いたのは残り300m付近。そこから力強く伸び、一度抜け出された相手をしっかりとらえきった内容は高く評価できる。今回は外目の枠も味方に、スムーズに能力全開といけば連勝での重賞制覇があっても驚きはない。

●データ
過去10年のうち京都で行われた7回分のデータを見ると、前走新馬戦かつ今回と同じ2000mの距離を走っていた馬が【2-1-2-7】勝率16.7%、複勝率41.7%の好成績。今年はこの時点でフリーガーとゴーイントゥスカイの2頭に絞られる。

また、その前走が12頭立て以上と比較的頭数が揃ったレースだった馬で絞り込むと【2-1-0-1】となり、勝率50.0%で複勝率75.0%と一気に数値が向上。回収率も単勝270%、複勝145%と魅力的な数字が並び、これに該当しているのは本馬だけだ。

今回は重賞既走馬やオープン勝ち馬も出てくる一戦にはなるが、多頭数かつ馬群で揉まれる競馬をしてきた経験は大きな強み。好データも追い風に、タイトル奪取に挑む。

AI予想エンジンKAIBA
◎ゴーイントゥスカイ
◯フリーガー
▲ウイナーズナイン
△サトノアイボリー
×ネッタイヤライ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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