【京王杯2歳S】AIの本命はシュペルリング 過去10年7勝、直近4連勝中の“最重要ファクター”をクリア
SPAIA編集部

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新馬勝ちからの臨戦なら複勝率50%
8日に東京競馬場を舞台に争われる京王杯2歳ステークス(GⅡ・芝1400m)。直近3年の勝ち馬を見るとオオバンブルマイが翌春NHKマイルカップで3着、コラソンビートは暮れの阪神ジュベナイルフィリーズ3着、そしてパンジャタワーはNHKマイルCを制覇と世代限定マイルGⅠの活躍馬を輩出しており、今年も見逃せない一戦となりそうだ。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:シュペルリング
●短評
美浦・嘉藤貴行厩舎が管理するシスキン産駒の2歳牡馬。10月11日の東京芝1600m新馬戦でデビューを果たし、道中5番手から徐々に進出していく形でメンバー中3位タイの上がり33秒7を使って押し切った。
もともと1400mでデビューの予定が除外となって1600m戦にスライドした経緯もあり、今回の距離短縮はむしろ楽しみ。2連勝での重賞初制覇を狙う。
●データ
直近の京王杯2歳Sにおける見逃せないポイントが「2月生まれ」の強さ。過去10年【7-2-3-19】単勝回収率331%、複勝回収率130%を誇り、2021年から昨年まで4連勝中。このレースを予想するうえで欠かせない要素となっている。
さらにその「2月生まれ」を「前走新馬勝ち」で絞り込むと【2-0-1-3】勝率33.3%、複勝率50.0%で単回収率1200%、複回収率355%という凄まじい数値に。今年これを満たしているのはシュペルリングだけだ。
キャリアで区切っても2戦以内【7-5-5-53】勝率10.0%、複勝率24.3%に対して3戦以上は【3-5-5-53】勝率4.5%、複勝率19.7%とフレッシュな馬が優勢。今年はキャリア3戦以上が16頭中12頭と例年以上に多く集まった印象で、その点もアドバンテージといえる。
AI予想エンジンKAIBA
◎シュペルリング
◯ダイヤモンドノット
▲ルートサーティーン
△レッドスティンガー
×フクチャンショウ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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