【みやこS】AIの本命はダブルハートボンド 「父ディープ系」に複勝率57.1%の好データ
SPAIA編集部

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世界No.1の鞍上を背に重賞獲りへ
9日に京都競馬場を舞台に争われるみやこS(GⅢ・ ダ1800m)。ブリーダーズカップやJBC競走と日程が重なるため、一線級の出走は多くない。それでも、昨年の勝ち馬サンライズジパングや2着アウトレンジがその後に飛躍したように、次代を担う有力馬が台頭する舞台として注目される一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ダブルハートボンド
●短評
栗東・大久保龍志厩舎に所属するキズナ産駒の4歳牝馬。デビューは3歳夏と遅れたが、その後は破竹の5連勝でオープン勝ちまでと駆け上がった。
オープン初戦となった2走前の三宮S(OP)では、3着以下に5馬身差をつけ快勝。51kgの軽ハンデ馬が前後半4F47.0-50..5のハイペースを刻むなか、2番手追走から上がり2位の脚で押しきった。2着馬は道中最後方を追走していたことを踏まえても、展開に恵まれた勝利ではなく、内容面でも高く評価できる。
鞍上はデビューから手綱を取り続ける坂井瑠星騎手。ダートで世界No.1の称号を手にした若き名手とのコンビも大きな魅力で、ここも注目だ。
●データ
過去10年の種牡馬系統別の成績では「父ディープインパクト系」、なかでも「前走3着以内」だった馬が【1-2-1-3】連対率42.9%、複勝率57.1%と安定感抜群。複勝回収率も151%と高水準を誇る。メンバー唯一のディープインパクト系産駒ということで点からも注目だ。
また、当レースはブリーダーズCやJBC競走と開催時期が重なるため、一線級古馬の参戦が少なく、その影響もあって、4歳以下の若い世代が過去10年で【5-4-1-39】5勝、9連対と活躍傾向にある。一昨年は該当馬でワンツー、昨年は3着以内を独占しており見逃せない。実際、AIも今回の上位3頭すべてに4歳馬を推奨している。
AI予想エンジンKAIBA
◎ダブルハートボンド
◯レヴォントゥレット
▲ロードクロンヌ
△アウトレンジ
×ドゥラエレーデ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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