【アルゼンチン共和国杯】AIの本命はスティンガーグラス 「前走勝利の4歳」は複勝率55.6%

SPAIA編集部

2025年アルゼンチン共和国杯 AI本命馬 スティンガーグラス,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

20、21年連覇の黄金コンビ結成

9日に東京競馬場で行われるアルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500m)。春の目黒記念と同じく東京芝2500mという特殊条件で争われる秋の名物ハンデ重賞だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:スティンガーグラス

●短評
美浦・木村哲也厩舎が管理するキズナ産駒の4歳馬で、姉には2018年の阪神JF優勝ダノンファンタジーがいる血統。姉はマイル前後で活躍したが、母はアルゼンチンのダート長距離GⅠを2勝した実績馬。自身も2400m以上で4勝を挙げており、2500mという距離設定は歓迎材料だ。

同舞台の目黒記念は11着と敗れたが、スローペースからの上がり勝負が合わなかったことが敗因の一つとして考えられ、度外視可能な一戦。上がり3F35秒以上を要するようなタフなスタミナ比べになれば好勝負は必至。さらに、2020、21年に連覇を果たしたオーソリティと同じ「ルメール騎手×木村哲也厩舎」の黄金コンビ再結成も心強い。

●データ
過去10年では3歳が2勝、4歳が5勝と若い世代の活躍が目立つ一戦(今年は3歳馬は不出走)。特に、前走を勝利した4歳馬は【2-1-2-4】勝率22.2%、複勝率55.6%と半数以上が馬券に絡んでいる。

今年はスティンガーグラスのみが同データに該当しており、期待は大きい。前走勝ち馬ではないが、2、3番手評価にも4歳馬を指名しており、年齢別の傾向は重視したいところだ。

ほか、「前走札幌芝2600mで3着以内」からの臨戦も【1-2-0-9】連対率25.0%と好成績。昨年はハヤヤッコが10番人気1着、2022年には5番人気ハーツイストワールが2着に入って高配当をもたらした“激走ローテ”である点も見逃せない。

AI予想エンジンKAIBA
◎スティンガーグラス
◯ホーエリート
▲ディマイザキッド
△シュトルーヴェ
×ボーンディスウェイ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

《関連記事》
【アルゼンチン共和国杯】重賞2勝シュトルーヴェ、目黒記念2着ホーエリートは消し ハイブリッド式消去法
【アルゼンチン共和国杯】過去10年のレースデータ
【アルゼンチン共和国杯】東京芝2500m重賞はスクリーンヒーローを狙え 今年はボルドグフーシュが唯一該当