エンブロイダリーが「115」、上位3頭が抜けた高評価に JRAが秋華賞などのレースレーティングを発表

SPAIA編集部

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10月18日、19日の重賞・オープン特別競走が対象

日本中央競馬会(JRA)は10月18、19日に行われた平地重賞競走、リステッド競走、その他のオープン特別競走のレーティングを23日、発表した。

レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差・負担重量などをもとに国際的に統一された基準によって数値化されたもの。GⅠ競走については出走した全馬、その他クラスの競走に関しては各レースで4着までに入った馬が対象となっている。

日曜京都の秋華賞(GⅠ)では、エンブロイダリーが「115」を獲得。以下エリカエクスプレスが「114」、パラディレーヌが「113」と1ポンド差で続き、4着ジョスランがやや離れた「110」に。上位3頭が抜けた高評価となった。

また、土曜東京の富士ステークス(GⅡ)では、勝ったガイアフォースが「117」をマーク。これは今年の芝重賞における勝ち馬のレーティングで10位タイに相当する好記録だが、2着のジャンタルマンタルがこれを上回る「120」を叩き出している点も見逃せない。

このほか、先週行われたレースのレーティングはJRA公式サイト(https://www.jra.go.jp/news/202510/102302.html)で確認できる。

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