【ファンタジーS】AIの本命はフェスティバルヒル 皐月賞馬の妹に複勝率44.4%の追い風データ

SPAIA編集部

2025年ファンタジーS AI本命馬フェスティバルヒル,ⒸSPAIA

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ミュージアムマイルの半妹

1日に京都競馬場を舞台に争われるファンタジーS(GⅢ・芝1400m)。昨年は3連単62万8580円、2年前は230万6370円の大波乱となった超難解な一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:フェスティバルヒル

●短評
栗東・四位洋文厩舎が管理するサートゥルナーリア産駒の2歳牝馬。母はミュージアムヒルで、今年の皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹という点からも注目を集める一頭だ。

6月の阪神芝1600m新馬戦を快勝すると、新潟2歳Sでも3着と奮闘。勝ち馬からは0秒7差と離されたが、タイム差なしの2着馬タイセイボーグは次走のアルテミスSでも3着と好走しており、この世代の牝馬の中で上位の実力の持ち主であることは明らか。重賞タイトルを掴み、堂々と暮れのGⅠへ駒を進めることができるだろうか。

●データ
阪神開催も含む過去10年のレースデータを見ると、前走1600m組が【3-2-3-13】勝率14.3%、複勝率38.1%と距離別成績で最も優秀な成績を誇る。さらにその前走で、メンバー中2位以内の上がりを使えていた馬は【3-0-1-5】勝率33.3%、複勝率44.4%の好成績。今回のメンバーでこれに該当しているのはフェスティバルヒルだけだ。

また、鞍上C.デムーロ騎手は2017年にベルーガとのコンビでファンタジーSを勝利した経験があり、四位洋文調教師も2023年に15番人気カルチャーデイでこのレースを勝利している。直近2年は上位人気馬総崩れの大波乱が続いているが、今年は本馬がその流れを断ち切る。

AI予想エンジンKAIBA
◎フェスティバルヒル
◯メイショウハッケイ
▲ショウナンカリス
△マーブルパレス
×ブラックチャリス

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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