【秋華賞】AIの本命は二冠挑戦カムニャック オークス勝ち馬に「5戦無敗」データ

SPAIA編集部

2025年秋華賞 AI本命馬 カムニャック,ⒸSPAIA

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昨年に続き二冠馬誕生なるか

19日に京都競馬場で秋華賞(GⅠ・芝2000m)が行われる。1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放されたことに伴い、新設された牝馬三冠の最終戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:カムニャック

●短評
栗東・友道康夫厩舎が管理するブラックタイド産駒で、オークスの覇者。展開に左右されず、中団から堅実な末脚を発揮し、1800m以上では4戦4勝と中距離帯で無類の強さを誇る。

秋の始動戦となった前走のローズSでは、4角で内の馬に寄られる不利がありながらも態勢を立て直し、直線では鋭く抜け出して1馬身半差で完勝。1000m通過56.8秒の速い流れを6~7番手で追走した内容からも、ハイペース傾向にある秋華賞への対応に不安は少ない。

昨年のチェルヴィニアに続き、オークス・秋華賞の二冠達成なるか注目される。

●データ
過去10年のうち京都開催だった8年間では「オークス勝ち馬」が5戦5勝と圧巻。2010年以降まで範囲を広げても【8-1-0-2】勝率72.7%と優秀で、当日1番人気に限れば【7-1-0-0】連対率100%と崩れた馬は出ていない。当日の人気も注視したいが、カムニャックにとってはこれ以上ない追い風だ。

また、秋華賞はペースが流れやすい傾向から差し馬が優勢で、同期間8回では「初角を6番手以下」で通過した馬が【8-7-5-77】、連対馬16頭中15頭を占める。前走データで見ても「前走初角6番手以下」×「前走2着以内」の馬が【7-1-3-18】7勝、勝率24.1%と同様の傾向で、カムニャックのみが該当している。

AI予想エンジンKAIBA
◎カムニャック
◯ジョスラン
▲エンブロイダリー
△テレサ
×セナスタイル

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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