【サウジアラビアRC】AIの本命はチュウワカーネギー 世代最初の新馬勝ち馬を“鉄板級”複勝率87.5%データが後押し

SPAIA編集部

2025年サウジアラビアRC AI本命馬 チュウワカーネギー,ⒸSPAIA

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凱旋門賞を経験した北村友一騎手とのコンビ

11日に東京競馬場を舞台に争われるサウジアラビアRC(GⅢ・芝1600m)。秋競馬最初の2歳重賞は今年も8頭立ての少頭数となったが、キャリアの浅い若駒たちによる力比較が難解な一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:チュウワカーネギー

●短評
栗東・大久保龍志厩舎が管理するモーリス産駒の2歳牡馬。6月7日(土)の阪神5Rに組まれたこの世代最初の新馬戦を勝利した馬として注目を集め、そこで倒した相手からもすでに2頭が勝ち上がっている。

そのうち1頭が今回再戦となるアスクエジンバラで、同馬は未勝利戦とコスモス賞(OP)を連勝。そんな相手を完封した本馬の評価が高まるのは当然のことで、今回は連勝での重賞初制覇に期待がかかる。

●データ
GⅢ昇格前も含めた過去10年のレースデータを見ると、まず目につくのが前走新馬組【8-8-3-14】勝率24.2%、複勝率57.6%の好成績。その新馬戦で1番人気に推されていた場合は【5-4-2-5】勝率31.3%、複勝率68.8%とさらに数値が向上する。

また、距離経験も重要な要素。上述のデータに「前走1600m」を付け加えると【2-3-2-1】勝率25.0%、複勝率87.5%で、唯一の馬券外も2022年ノッキングポイントの4着だから大きく崩れた馬はいない。まさに“鉄板級”の頼もしいデータだ。

ちなみに、鞍上の北村友一騎手は2020年に好データ該当馬インフィナイトに騎乗して2着と好走している。クロワデュノールと挑んだ凱旋門賞は残念な結果に終わったが、復帰初日の重賞でいきなり存在感を発揮することができるだろうか。

AI予想エンジンKAIBA
◎チュウワカーネギー
◯ゾロアストロ
▲アスクエジンバラ
△ニシノエースサマ
×エコロアルバ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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