【毎日王冠予想印まとめ】本命は3名バラバラもチェルヴィニアが最上位評価 2年連続好走中エルトンバローズが続く

SPAIA編集部

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二冠牝馬に熱視線

5日に東京競馬場で行われる毎日王冠(GⅡ・芝1800m)。今年は11頭立ての少頭数になったが、昨年の二冠牝馬チェルヴィニアを筆頭に昨年の2着馬ホウオウビスケッツ、2年前の勝ち馬で昨年3着のエルトンバローズ、さらに3歳世代からダービー4着馬のサトノシャイニングも参戦と注目度の高い一戦となった。

ここではSPAIA予想陣3者がどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。


2025年毎日王冠のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


本命はバラバラも、本命ひとつに対抗2つで最上位評価となったのがチェルヴィニア。データ的にも牝馬は過去10年【2-2-0-3】勝率28.6%、複勝率57.1%の好成績で、なかでも「前走重賞で連対していた牝馬」に限れば【2-2-0-1】勝率40.0%、複勝率80.0%と安定感抜群だ。2016年にルージュバックで1着、2023年はソングラインで2着と牝馬とのコンビで連対を外していない戸崎圭太騎手との新コンビも楽しみな要素となる。

チェルヴィニアに続くのが、本命ひとつに3番手評価2つのエルトンバローズだ。上述した通り毎日王冠【1-0-1-0】と舞台適性は文句なし。本命に推した東大ホースメンクラブは「芝1800m以下の重賞実績」に重きを置き、2年前の覇者を最上位評価とした。

最後に血統分析コラムを担当する坂上明大氏の本命が、3歳馬のサトノシャイニング。「ディープインパクト+Storm Cat」は過去10年【4-3-0-1】勝率50.0%、複勝率87.5%の毎日王冠“特注血統”であり、直近2年は「ディープインパクト×Storm Cat」の産駒であるキズナを父に持つ馬が2年続けて好走中。このことからキズナ産駒の新星候補に期待を寄せた。

この3頭以外に3者揃って印が入った馬はなし。昨年2着のホウオウビスケッツは△2つ止まりで、1800m巧者ロングランも▲1つと×が1つ。昨年この舞台のエプソムカップ(GⅢ)を完勝したレーベンスティールも、直近の不振が嫌われてか×2つの評価に留まった。

AI予想エンジンKAIBA
◎チェルヴィニア
◯サトノシャイニング
▲エルトンバローズ
△ホウオウビスケッツ
×シルトホルン

東大ホースメンクラブ
◎エルトンバローズ
◯チェルヴィニア
▲ロングラン
△サトノシャイニング
×レーベンスティール

坂上明大(血統分析)
◎サトノシャイニング
◯チェルヴィニア
▲エルトンバローズ
△ホウオウビスケッツ
×ロングラン
×レーベンスティール

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