【神戸新聞杯予想印まとめ】ダービー組の信頼揺るがず ショウヘイが一歩リード、次点エリキング

SPAIA編集部

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ダービー組3頭に高評価並ぶ

21日に阪神競馬場で行われる神戸新聞杯(GⅡ・芝2400m)。言わずと知れた西の菊花賞トライアルで、直近では2020年コントレイルを最後に本番の勝ち馬は出ていないものの、2000年以降の25回で計16頭の菊花賞馬を輩出した実績がある。

今年は10頭立ての少頭数となったが、日本ダービー3着ショウヘイを筆頭にダービー組が3頭参戦。SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。


2025年神戸新聞杯のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


やはり本命はダービー組に集中。なかでも最先着のショウヘイが本命2つ(AI予想エンジンKAIBA・門田光生氏)、エリキングは1つ(京都大学競馬研究会)という内訳になった。

中京開催を含む過去10年でも、「前走日本ダービー組」は【9-6-4-29】勝率18.8%で複勝率39.6%と安定感抜群。なかでも3着以内の好走馬は【5-2-0-3】勝率50.0%、複勝率70.0%と強力なことに加え、友道康夫厩舎が過去10年【2-2-1-7】複勝率41.7%と神戸新聞杯を得意としている点もショウヘイの追い風となる。

なお、本命にならなかった京都大学競馬研究会もショウヘイは2番手に挙げており、ここでは最有力の一頭と言える。

その京都大学競馬研究会が本命に選んだのがダービー5着馬のエリキングだ。「スローペースからのロングスパート戦」の前提で、コーナリングや最後の急坂への対応力も含めた「長く良い脚が使える馬」が活躍している傾向から、ダービーでメンバー中最速の末脚を繰り出した同馬を本命に推した。

その他、本命こそ入らなかったがもう一頭のダービー組・ジョバンニにも3者から印が回り、京都大学競馬研究会に関しては、印はダービー組の3頭のみ。絞り込んだ馬券で勝負する。

春の実績組が強さを発揮するのか、はたまた割って入る新興勢力が現れるのか。注目の一戦は15時30分発走となる。

AI予想エンジンKAIBA
◎ショウヘイ
◯ライトトラック
▲エリキング
△ジョバンニ
×ジョイボーイ

京都大学競馬研究会
◎エリキング
◯ショウヘイ
▲ジョバンニ

門田光生(データ予想)
◎ショウヘイ
◯ジョバンニ
▲ボンドロア
△アルマデオロ
×パッションリッチ

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