一刀両断!消しの人気馬 9月21日(日) 神戸新聞杯はダービー組“3強”の一角崩れが起きる!

SPAIA編集部

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今回は適性外

今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集ゲンが阪神11Rの神戸新聞杯から指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。

※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。

今週の「消しの人気馬」

阪神11R 神戸新聞杯
・ジョバンニ
今回参戦するダービー組“3強”の一角。皐月賞4着、ホープフルステークス2着の実績から世代屈指の実力馬であることに疑いの余地はなく、3頭のポテンシャルは互角に近い。

だが、今回は阪神芝2400m(外)という舞台かつ、逃げ馬不在の少頭数メンバーのトライアルということから「スローからの瞬発力比べ」のようなレースが想定される。その結果、ダービー組の中でジョバンニだけが適性に合わず苦戦すると考える。

実際、過去10年のうち阪神開催だった6回では、いずれも前半5Fが61秒以上で前後半で2秒以上の後傾戦となっている。その中で上がり2位以内馬が【6-4-2-1】6勝、複勝率92.3%と圧倒的な成績。言ってしまえば、京都新聞杯を2番手から上がり最速で勝ったショウヘイのようなタイプが最適解となる。

対して、ジョバンニはタフな展開をロングスパートで追い上げる持続力に優れたタイプ。後傾戦だった野路菊ステークス(上がり3Fこそ最速だったが…)や京都2歳Sステークスはエリキングに敗れており、若葉ステークスでも格の落ちる相手にクビ差の辛勝だった。今回は3強の中で最も厳しい戦いになるはずだ。

また、若葉Sでは展開不利のあったデルアヴァー相手に0.2秒の差しかなかったことから、条件の合わない舞台設定かつ前哨戦仕上げのここでは、同馬をはじめとした権利獲りに燃える新勢力に足をすくわれても不思議はない。

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