【中京2歳S予想印まとめ】本命バラバラも「中京」「1400m」実績馬を高評価 京大競馬研は大穴候補を抜擢

SPAIA編集部

中京2歳S SPAIA予想,ⒸSPAIA

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カギ握るコースや距離適性

31日に中京競馬場で行われる中京2歳ステークス(GⅢ・芝1400m)。昨年まで行われていた小倉2歳ステークスに変わり、舞台と距離を一新して今年から第1回として動き出す注目の2歳重賞だ。

とはいえ、出走13頭のうち「前走・小倉芝1200m組」が5頭を占め、メンバーの構成は前身レースの頃と大きく変わらない。舞台となる中京芝1400mで勝ち星を挙げたマイケルバローズやタマモイカロスに加え、小倉でそのタマモイカロスを大差で破ったスターアニスら快足自慢との激突する構図になっている。

どこからでも入れそうな難解な一戦、SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

2025年中京2歳SのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBAの本命はマイケルバローズ。今回と同舞台の新馬戦で1番人気に応える勝利を挙げており、未知の部分が多い2歳戦としては不安要素の少ない一頭だ。

2番手のパープルガーネットは場所こそ違うが東京芝1400mの新馬戦を勝った“同距離組”。さらに中京芝1400mの未勝利戦で快勝したタマモイカロス、新馬戦でマイケルバローズに先着は許したもののタイム差なしの2着と奮闘したアイルトンと続き、「中京」や「1400m」を経験してきた馬を高く評価している。

一方、編集部ざきおもマイケルバローズやタマモイカロス、アイルトン、パープルガーネットといった1400m経験馬に印を回したものの、本命はKAIBAの印が入らなかった一頭をチョイス。小倉芝1200m戦で衝撃のパフォーマンスを見せたスターアニスを推した。

新馬戦では今回も戦うコラルリーフやタマモイカロスに先着を許したが、2戦目で変わり身を見せてタマモイカロスに7馬身差をつける圧勝。勝ち時計は前週の北九州記念(GⅢ/1分7秒8)に引けを取らない1分8秒0で、能力は重賞級と言って差し支えないだろう。課題は初の距離延長、1400mがこなせるかどうかだけだ。

そのスターアニスを対抗とした京都大学競馬研究会。本命にはKAIBAも編集部員からも名前が挙がらなかったフレンドモナコを抜擢している。

こちらは前走・中京芝1200mの未勝利戦で0秒2差の快勝。距離は異なるものの中京替わりで一変した点は好材料で、「中京経験があることも、秋山騎手の継続騎乗もプラス」として激走に期待を寄せた。

3者の予想印は下記の通り。

AI予想エンジンKAIBA
◎マイケルバローズ
◯パープルガーネット
▲タマモイカロス
△アイルトン
×ジュジュドール

京都大学競馬研究会
◎フレンドモナコ
◯スターアニス
▲マイケルバローズ
△キャンディード

編集部(ざきお)
◎スターアニス
◯タマモイカロス
▲アイルトン
△マイケルバローズ
×パープルガーネット

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