【中京2歳S】AIの本命はマイケルバローズ 光る同舞台勝利実績、複勝率60%超の好データも後押し
SPAIA編集部

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鞍上は週中に交流重賞制覇の岩田望来騎手
31日に中京競馬場を舞台に争われる中京2歳ステークス(GⅢ・芝1400m)。昨年まで小倉芝1200mを舞台(2024年は中京芝1200m開催)に行われていた小倉2歳ステークスがその歴史に幕を下ろし、代わって今年から新たにスタートする2歳馬限定のGⅢだ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:マイケルバローズ
●短評
栗東・上村洋行厩舎が管理するロードカナロア産駒の2歳牡馬。前走は今回と同舞台の新馬戦で単勝2.2倍の1番人気に応える勝利を挙げた。今回のメンバーで中京芝1400mを経験しているのは3頭だけで、勝利を挙げたのは本馬とタマモイカロスの2頭だけ。当地勝ちのアドバンテージを生かし、重賞初制覇をめざす。
●データ
今回が第1回開催となる重賞のため、参考となるレースデータは存在しない。そこで、現行の中京競馬場の芝1400mで行われた2歳オープンクラス(2012年以降、計6レース)のデータを見る。
やはり前走同コース組は【1-2-2-4】勝率11.1%、複勝率55.6%の好成績で、その前走を勝って臨んだ馬は【1-2-2-3】勝率12.5%、複勝率62.5%とさらに好走率がアップ。複勝回収率も181%と妙味たっぷりだ。
今回は岩田望来騎手との初コンビになるが、同騎手はイギリスでの武者修行を終えて先週復帰すると、いきなり【2-3-1-10】勝率12.5%、複勝率37.5%で単回収率422%、複回収率173%の大活躍。木曜には門別競馬場で行われたブリーダーズゴールドカップ(JpnⅢ)で4番人気ライオットガールを勝利に導いている。
加えて、上村洋行厩舎とのタッグでは今年3月に今回と同舞台のファルコンステークスを制しており、その時の騎乗馬はヤンキーバローズ。今回と同じ猪熊広次氏の所有馬での勝利だった。5カ月前の再現となるか、こちらも見逃せない。
AI予想エンジンKAIBA
◎マイケルバローズ
◯パープルガーネット
▲タマモイカロス
△アイルトン
×ジュジュドール
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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