【新潟記念】AIの本命はクイーンズウォーク 「前走520kg以上」の大型馬に単回収率299%データあり
SPAIA編集部

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左回りで無類の強さ
31日に新潟競馬場を舞台に争われる新潟記念(GⅢ・芝2000m)。夏の新潟競馬を締めくくる名物ハンデ重賞が、今年は別定戦に変わって行われる。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:クイーンズウォーク
●短評
栗東・中内田充正厩舎に所属するキズナ産駒の4歳牝馬。今春は金鯱賞を制し、ヴィクトリアマイルでも2着。古馬トップクラスの実力を示しており、充実期にある。
特に左回りコースでは【3-1-0-1】と無類の強さを見せ、着外はやや距離が長かったオークスでの4着のみと崩れていない。ローズSや金鯱賞を勝った「左回り」×「2000m」の舞台で4度目の重賞制覇を飾り、秋の大舞台へ歩を進めたい。
●データ
新潟記念は比較的馬格の大きい馬の好走が目立っており、過去10年の前走馬体重別成績では480kg以上の馬が【9-4-6-70】と9勝を挙げている。なかでも520kg以上の超大型馬で、高齢馬を除いた6歳以下に絞ると【3-0-2-5】勝率30.0%、複勝率50.0%という優秀な数字が浮上する。
回収率も単299%、複279%と抜群。22年にはカラテが10番人気1着、23年にはインプレスが10番人気3着と人気薄が激走している点も見逃せない。今回のメンバーでは断トツの前走馬体重536kgを誇るクイーンズウォークにとって心強いデータだ。
また、GⅠ・5着以内から臨戦する馬も【3-0-0-1】勝率75.0%と素晴らしく、前走ヴィクトリアマイル2着だったクイーンズウォークのほか、同3着のシランケド、安田記念4着ブレイディヴェーグは注目。AIもしっかり印を回しており、併せてチェックしたい。
AI予想エンジンKAIBA
◎クイーンズウォーク
◯ブレイディヴェーグ
▲コスモフリーゲン
△シランケド
×エネルジコ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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