【キーンランドC予想印まとめ】3歳牝馬カルプスペルシュに本命2つ!東大HCは8歳のベテランに熱視線

SPAIA編集部

キーンランドC SPAIA予想,ⒸSPAIA

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3連勝中のニューヒロイン候補

24日に札幌競馬場で行われるキーンランドカップ(GⅢ・芝1200m)。サマースプリントシリーズ第5戦にして、秋の大舞台を目標に有力馬が始動戦として出てくる一戦でもあり、能力面はもちろん仕上がりや本気度の見極めも重要なレースと言える。

今年も函館スプリントステークスやアイビスサマーダッシュに出走したサマーシリーズ転戦組が中心となるところに、NHKマイルカップを勝った3歳マイル王パンジャタワーが電撃参戦。さらに春はドバイの短距離GⅠ・アルクオーツスプリントで2着に入った実績馬ウインカーネリアンもここから再始動と、例年以上に注目馬が集った。

3勝クラスを勝ち上がったばかりの昇級馬も含め、どこからでも入れそうな今年のキーンランドカップ。SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

2025年キーンランドCのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


3者の本命から確認してみると、AI予想エンジンKAIBAとデータ予想コラムを担当する門田光生氏がカルプスペルシュを指名。3連勝中と勢いに乗るニューヒロイン候補が支持を集めた。

勢いもさることながら、門田氏は「牝馬」「3歳」「前走1着」「前走1番人気」という4つの好データを持ち、なおかつ割引データに引っかかっていない点を強調。連勝を4に伸ばし、重賞すら通過点として見せるのか。新星誕生に期待が高まる。

一方、そのカルプスペルシュを無印としたのが東大ホースメンクラブ。こちらは対照的にメンバー最年長の8歳馬ウインカーネリアンを本命に推した。

2022年関屋記念(GⅢ)や2023年東京新聞杯(GⅢ)を勝利しているマイルの強豪だが、昨春の高松宮記念(GⅠ)で1200m初挑戦ながら4着と健闘を見せると、直近3戦も1200m戦で2着→3着→2着と好走。前走は海外GⅠであわや大金星という0秒1差の接戦を演じており、勝ち星こそないがスプリント戦線でも実力を示している。

東大HCも「1200m重賞での実績を信頼」というテーマから本馬を挙げ、「8歳馬だが衰え知らず、実績はトップクラス」とこの距離で崩れず奮闘している安定感を評価して◎を託した。

本命以外では、3歳牡馬レイピアがKAIBAと門田氏の3番手、東大ホースメンクラブの4番手で3者からの印を集め、3歳牝馬ナムラクララも門田氏が対抗、KAIBAと東大ホースメンクラブは押さえ評価。3者の印が被ったのはこの2頭だけで、3歳マイル王パンジャタワーは控えめな評価となっている。

AI予想エンジンKAIBA
◎カルプスペルシュ
◯ペアポルックス
▲レイピア
△パンジャタワー
×ナムラクララ

東大ホースメンクラブ
◎ウインカーネリアン
◯ペアポルックス
▲モリノドリーム
△レイピア
×エーティーマクフィ
×ナムラクララ

門田光生(データ予想)
◎カルプスペルシュ
◯ナムラクララ
▲レイピア
△フィオライア
×パンジャタワー

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