【キーンランドC】AIの本命は3連勝中の新星候補カルプスペルシュ 「単回363%」激アツデータに唯一該当

SPAIA編集部

2025年キーンランドC AI本命馬カルプスペルシュ,ⒸSPAIA

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2つの美味しいデータが後押し

24日に札幌競馬場を舞台に争われるキーンランドカップ(GⅢ・芝1200m)。メンバーの多くがこの夏を北海道で過ごした馬たちとなったなか、そこに秋の大舞台を目指す3歳マイル王パンジャタワーやドバイのGⅠで2着と好走したウインカーネリアンが参戦。例年以上に難解なメンバー構成となった。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:カルプスペルシュ

●短評
栗東・石坂公一厩舎が管理するシュヴァルグラン産駒の3歳牝馬。昨年6月に函館でデビュー勝ちを果たして以降は勝利から遠ざかっていたが、1年ぶりに函館に帰ってきた3走前から破竹の3連勝で一気にオープン入りを果たした。

函館だけでなく前走は今回と同舞台でも勝利を挙げており、北海道では【4-0-0-1】と無類の強さを誇る。重賞で相手は一気に強くなるが、勢いと舞台適性は今回のメンバーに入っても引けを取らない。一気のタイトル奪取まで期待がかかる。

●データ
キーンランドCの過去10年データを見ると、牝馬が【6-4-5-42】勝率10.5%で単回収率107%と優秀な成績。なかでも前走でメンバー中2位以内の上がり3ハロンをマークして勝ってきた馬が【1-1-1-5】勝率12.5%、複勝率37.5%で単回収率363%、複回収率175%と軸として頼れる数値を叩き出している。今年のメンバーで該当するのはカルプスペルシュだけだ。

また、先週までの今夏札幌開催において、芝1200m戦で父ハーツクライ系の馬が【3-1-1-4】勝率33.3%、複勝率55.6%で単回収率123%、複回収率193%と猛威をふるっている点も見逃せない。今年のメンバーでは父ハーツクライ系もシュヴァルグラン産駒のカルプスペルシュだけ。2つの好データを追い風に重賞初勝利を目指す。

AI予想エンジンKAIBA
◎カルプスペルシュ
◯ペアポルックス
▲レイピア
△パンジャタワー
×ナムラクララ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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