【中京記念】AIの本命はキープカルム しらさぎS勝ち馬が複勝率100%の超強力データに該当
SPAIA編集部

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「5着以内」ならタイトルの権利
17日に中京競馬場を舞台に争われる中京記念(GⅢ・芝1600m)。昨年は小倉芝1800mで行われ、2年ぶりに中京に戻るこのタイミングでハンデ戦から別定戦に条件が変わった。整理しなければならないポイントも多い一戦で、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:キープカルム
●短評
栗東・中竹和也厩舎が管理するロードカナロア産駒の4歳牡馬。デビューから7戦は1800m以上の中距離路線を歩んでいたが、昨夏からマイルに転じると【3-1-2-2】と成績安定。オープン入り後は一歩足りない印象もあったが、2走前にダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)で3着と好走すると、前走・しらさぎステークス(GⅢ)で待望の重賞初勝利を掴んだ。
サマーマイルシリーズ開幕戦を制し、10ポイント持ちはシリーズランキング1位タイ。タイトル獲得には「1勝かつ12ポイント以上」という要件があることから、このレースで権利を得るためには5着以内(5着=2ポイント)に入ることが求められる。当然陣営の勝負度合いも高いはずで、近走の充実ぶりと合わせて注目の一頭だ。
●データ
過去10年のうち中京で開催された6回分のデータを見ると、前走でメンバー中最速の上がり3ハロンタイムを記録していた馬が【1-3-3-1】複勝率87.5%の好成績。複勝回収率は212%を叩き出している。
このうち、前走が中京以外の競馬場だった馬は【1-3-3-0】で複勝率100%のパーフェクトデータに。今回のメンバーでこれをクリアしているのはキープカルムだけだ。
また、今回は松山弘平騎手との新コンビとなるが、同騎手は2019年にグルーヴィット、2023年にセルバーグでこのレースを制しており、「中京開催の中京記念」は2連勝中ということになる。強力データと頼もしい鞍上を追い風に、夏のマイル王の座を手繰り寄せることができるだろうか。
AI予想エンジンKAIBA
◎キープカルム
◯エルトンバローズ
▲ウォーターリヒト
△エコロヴァルツ
×ブルーミンデザイン
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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