【クイーンS】AIの本命はアルジーヌ 複勝率66.7%データ該当、見た目以上に価値ある「前走ヴィクトリアマイル4着」
SPAIA編集部

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夏の女王決定戦に強豪集結
3日に札幌競馬場を舞台に争われるクイーンステークス(GⅢ・芝1800m)。夏の北海道を舞台に行われる牝馬限定の別定重賞で、今年はヴィクトリアマイル(GⅠ)から4頭がここに集結。さらに直近2連勝中の3歳馬もレーゼドラマがオークス(GⅠ)から参戦と、各世代の強豪が顔を揃えた。果たして、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:アルジーヌ
●短評
栗東・中内田充正厩舎が管理するロードカナロア産駒の5歳牝馬。昨年のこのレースで重賞初挑戦ながら3着と好走を見せ、12月にターコイズステークス(GⅢ)を勝って重賞初制覇。今年は阪神牝馬ステークス(GⅡ)2着、ヴィクトリアマイル(GⅠ)4着とさらに上のグレードでも好走を続けている。
直近3戦は1600mの距離で善戦を続けているが、本来良績が多いのは【4-1-1-0】の1800mであり、距離延長に不安はない。コンビ成績【1-1-0-1】の川田将雅騎手が手綱を取るのも心強い限りだ。
●データ
今回は過去10年のうち、札幌で行われた9回分のデータを見ていく。まず目につくのが「前走GⅠ」の【5-4-3-26】勝率13.2%、複勝率31.6%で、その前走の成績ではシンプルに「前走4着以内」に好走していた馬が【2-1-1-2】勝率33.3%、複勝率66.7%と強さを発揮している。
今回のメンバーで「前走GⅠかつ4着以内」に該当するのはアルジーヌだけ。しかもその前走ヴィクトリアマイルは4角12番手以降の差し追い込み馬が1~3着を独占する後方有利な流れを、アルジーヌは4角4番手から粘って上位3頭とタイム差なしの4着。額面以上に価値の高い内容であった。
また、鞍上・川田将雅騎手と管理する中内田充正厩舎と言えば、2019年にミッキーチャームでこのレースを制した経験もある。3月の金鯱賞(クイーンズウォーク)以来となる黄金タッグでの重賞制覇なるか、こちらも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎アルジーヌ
◯ココナッツブラウン
▲クリスマスパレード
△フェアエールング
×パレハ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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