【レパードS予想印まとめ】実績のジャナドリアと勢いのポールセン 血統ならトリポリタニアが見逃せない

SPAIA編集部

レパードS SPAIA予想,ⒸSPAIA

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夏の新潟名物、3歳限定のダート重賞

10日に新潟競馬場で行われるレパードS(GⅢ・ダ1800m)。キャリアの浅い3歳馬たちによる戦いで、各馬の前走を見てもJpnⅠからリステッド競走、オープンに2勝クラスと1勝クラスの条件戦と様々な路線からダートの新星候補が集結。さらに今年は前走・皐月賞9着からここで初のダート戦に挑むヴィンセンシオも参戦と、例年以上に能力比較が困難な一戦となった。

果たして、SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのだろうか。

2025年レパードSのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


どこからでも入れそうな一戦らしく、3者の本命はバラバラ。AI予想エンジンKAIBAは前走・青竜ステークス(OP)勝ちのポールセンを推す。

過去10年で4勝を挙げている「前走東京ダート1600m組」であり、その前走がOP以上の上級条件かつそこで3番人気以内に推されていた馬は勝率40.0%、単回収率268%の好成績。今年はポールセンが唯一の該当馬となっている。

ポールセンは東大ホースメンクラブも対抗の高評価。同馬をおさえて本命に挙がったのは、実績馬のジャナドリアだ。

2走前に雲取賞(JpnⅢ)を制しており、今回のメンバーでは唯一の重賞ウィナー。その実績に加え、「どれだけ早く1勝クラスを突破していたか」にも注目しながら自信の◎を打った。

しかし、ジャナドリアを高く評価したのは東大ホースメンクラブだけ。血統分析の坂上明大氏は「押さえ」に留め、KAIBAはなんと無印となった。そして、坂上氏の本命がトリポリタニア。KAIBAや東大ホースメンクラブとは異なり、前走1勝クラス勝ちの新星候補を抜擢した。

坂上氏は直近10年のレパードSで【4-4-2-31】単回279%、複回116%と活躍中の「Roberto」の血を強調しつつ、ルヴァンスレーヴ産駒の2頭を本命・対抗にプッシュ。格よりも勢いと舞台適性を重視した印となった。


AI予想エンジンKAIBA
◎ポールセン
◯サノノワンダー
▲ルヴァンユニベール
△ルグランヴァン
×ヴィンセンシオ

東大ホースメンクラブ
◎ジャナドリア
◯ポールセン
▲ドンインザムード
△ニューファウンド
×ヒルノハンブルク
×ルグランヴァン

坂上明大(血統分析)
◎トリポリタニア
◯ルグランヴァン
▲ヴィンセンシオ
△ロードラビリンス
×ドンインザムード
×ジャナドリア
×ヒルノハンブルク

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