【レパードS】AIの本命はポールセン 単回268%の好データに唯一合致、強力な“親子タッグ”も期待大

SPAIA編集部

2025年レパードS AI本命馬ポールセン,ⒸSPAIA

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舞台相性抜群の“斎藤親子”

10日に新潟競馬場を舞台に争われるレパードステークス(GⅢ・ダート1800m)。秋の大舞台を目指す若駒たちが集う一戦だが、今年は例年以上に重賞で揉まれてきた馬が少なく、条件戦を勝ってきた馬たちの力関係の比較が大きなカギを握る。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ポールセン

●短評
美浦・斎藤誠厩舎が管理するInto Mischief産駒の3歳牡馬。もともと1200mの距離でデビューした快速自慢だが、2勝目は中京ダート1400mの寒椿賞で挙げ、3勝目は東京ダート1600mの青竜ステークスと距離を延ばしながら白星を積み重ねてきた。

今回はその前走からさらに200mの距離延長。未知の領域ではあるが、短距離で培ってきたスピードを武器に重賞でも一発を狙う。

●データ
過去10年のレパードSにおける前走距離別成績を見てみると、最多5勝を挙げているのが距離延長組で、次いで距離短縮が4勝、前走同距離は1勝となっている。

その距離延長組の中で中心となるのが【4-0-1-21】の「前走東京ダート1600m組」で、これを「前走OP以上」の上級条件かつ「前走3番人気以内」に絞ってみると【2-0-0-3】勝率・複勝率40.0%、単回収率268%で複回収率も106%という好データになる。今年の出走馬でこれらをクリアしているのはポールセンだけだ。

また、鞍上の斎藤新騎手は2020年以降の新潟ダート1800m戦において、今回騎乗騎手のなかで最多となる17勝を挙げている舞台巧者。うち8勝を父である斎藤誠厩舎の管理馬で稼いでおり、勝率29.6%で単回収率218%の好成績となっている点も見逃せない。

AI予想エンジンKAIBA
◎ポールセン
◯サノノワンダー
▲ルヴァンユニベール
△ルグランヴァン
×ヴィンセンシオ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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