【小倉記念予想印まとめ】「前走3勝クラス組」で見解一致!?  ラスカンブレスに本命2票、格上挑戦馬の名も

SPAIA編集部

小倉記念 SPAIA予想,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

4歳馬が優勢

20日に小倉競馬場で小倉記念(GⅢ・芝2000m)が開催される。今年はメリオーレムやシェイクユアハート、ラスカンブレスら「昇級組」の評価が高いことも相まって、例年以上に難解な一戦となった印象だ。SPAIA予想陣4者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

2025年小倉記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


本命票が入ったのはラスカンブレス(2票)、以下メリオーレムにオールセインツの3頭。なんと3頭とも前走で3勝クラスを走っていた4歳馬となった。 ラスカンブレスを本命に選んだ東大ホースメンクラブは、当レースの脚質傾向に着目。小倉開催の直近9回では、差し追込が7勝をあげ、上がり2位以内の馬は【7-6-2-4】勝率36.8%、複勝率78.9%と驚異的な成績を残していると解説したうえで、先行馬が上位を占めた2走前の御堂筋ステークスでスローペースを追い込んで2着に入った本馬の末脚に期待する。

データ予想コラムを連載する門田光生氏の本命はメリオーレム。前記のラスカンブレス同様、前走で3勝クラスを勝ちあがった4歳馬だ。門田氏は「4歳」「前走1番人気」と好走率の高い2データに該当したことを理由にメリオーレム、ラスカンブレスを本命候補にピックアップ。そのうち、割引データが一切なかった前者を上に取った。

血統解説を連載する坂上明大氏は、格上挑戦のオールセインツに熱視線を送る。小倉開催の直近9回【4-4-4-20】複勝率37.5%、単複回収率100%超と相性抜群のノーザンテースト内包馬であり、ハイペースに強いノーザンテーストの4×2も持つ本馬について「適性面についてはメンバー中屈指の一頭」と評した。

ほかでは同じく昇級組のシェイクユアハート、また重賞組では新潟大賞典3着のハピや函館記念3着マイネルメモリーにも複数の印が回っており、押さえ候補には加えておきたい。

AI予想エンジンKAIBA
◎ラスカンブレス
◯シェイクユアハート
▲ハピ
△メリオーレム
×ナムラエイハブ

東大ホースメンクラブ
◎ラスカンブレス
◯オールセインツ
▲イングランドアイズ
△ハピ
×メリオーレム
×シェイクユアハート

坂上明大(血統分析)
◎オールセインツ
◯メリオーレム
▲ニホンピロキーフ
△マイネルメモリー

門田光生(データ予想)
◎メリオーレム
◯マイネルメモリー
▲ラスカンブレス
△ハピ

《関連記事》
【小倉記念】過去10年のレースデータ
【小倉記念】重賞好走歴あるディープモンスター、上がり馬メリオーレムは消し! ハイブリッド式消去法
【小倉記念】小倉の近5回で4勝!ノーザンテースト内包馬がアツい 適性屈指オールセインツに好機