【小倉記念】「叔父はダービー馬」ラスカンブレスがAIの本命 複勝率5割超えの強データが後押し

SPAIA編集部

2025年小倉記念 AI本命馬 ラスカンブレス,ⒸSPAIA

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キャリア複勝率90%

20日に小倉競馬場を舞台に争われる小倉記念(GⅢ・芝2000m)。2006年以降は3連単配当が1万円を切ったことがない波乱含みのハンデ重賞で、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ラスカンブレス

●短評
美浦・林徹厩舎に所属するブリックスアンドモルタル産駒の4歳牡馬で、“年下の叔父”には今年のダービー馬クロワデュノールがいるホットな血統。キャリア通算の複勝率は90%と抜群の安定感を誇る。

唯一の着外だった3走前・初富士ステークスも、4角通過順がそのまま着順となる超前残り展開を出遅れてしまったことが敗因。力負けではない。馬券圏内に入った9戦すべてで上がり2位以内をマークしているように末脚を武器としており、上がり33秒台の瞬発力戦から35秒以上を要するタフな戦いまで対応幅が広いのも好材料。開催最終週の差しが決まる馬場も味方しそうだ。

●データ
まず印のついた5頭を見てみると、ハピを除いた4頭には「前走3勝クラス1着」という共通点があった。実際、小倉開催の直近9回(※2024年は中京開催)では「前走3勝クラス」組が【3-1-2-16】複勝率27.3%と昇級初戦でも通用している。

また、同期間のデータでは、前走からの出走間隔が「中7~8週」の馬が【5-3-3-13】と過半数の勝ち星を挙げているほか、複勝率も45.8%と安定感抜群。体調管理が難しい夏場だけに、調整面は重要な要素となる。なおかつ「前走が差し追込」脚質だった場合は【4-2-1-6】勝率30.8%、複勝率53.8%まで数値が上昇する点は見逃せない。

すべての条件に合致したのは、ラスカンブレスただ一頭。昇級の勢いと、複数の好データが重賞制覇を後押しする。

AI予想エンジンKAIBA
◎ラスカンブレス
◯シェイクユアハート
▲ハピ
△メリオーレム
×ナムラエイハブ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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