【オークス】中長距離で活躍馬多数の血統 メンバー随一の“スタミナ派”エリカエクスプレスに熱視線

SPAIA編集部

エリカエクスプレス,ⒸSPAIA

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血統からはスタミナ勝負上等

25日に東京競馬場で行われる第86回オークス。舞台は府中の2400m。当然ながらスタミナが必要となってくるのだが、母系以上に父系が長距離重賞で活躍していることが好走条件のひとつになっている。

そこで注目したいのが、フェアリーSの勝ち馬で前走は桜花賞5着だったエリカエクスプレスだ。


エリカエクスプレスの血統,ⒸSPAIA


エリカエクスプレスの父は現役時代に菊花賞やジャパンカップを勝利しているエピファネイア。父としては、2020年デアリングタクト(1着)や2024年ステレンボッシュ(2着)がこのレースで連対している。

また、同馬は父系だけでなく母系もスタミナ十分。母の父がGalileoで、母の全きょうだいには愛ダービー(2400m)や英セントレジャー(2920m)を勝ったCapri、昨年ドバイゴールドC(3200m)を制したTower Of London(※日本の同名馬とは別)などがいる。

エリカエクスプレスはこれまでのキャリア3戦がいずれも1600m戦で、桜花賞ではハナを切るスピードを見せたが5着に終わった。レースぶりから距離延長については懐疑的な見方もあるが、血統からはスタミナ勝負になればなるほど台頭する確率が高まるとみる。

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