【ヴィクトリアマイル】中距離こなすディープ系種牡馬に良績 母と兄はGⅠ馬の良血クイーンズウォークに注目
SPAIA編集部

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22、23年はキズナ産駒が連対
18日に東京競馬場で行われる第20回ヴィクトリアマイル。過去の連対馬たちを血統で調べても、比較的バラバラで難しいレースだ。ただ、「中距離血統だが、マイル実績もある」といった馬が活躍している点で共通している。

中距離血統の中でもディープインパクト産駒が強く、2021年には1~3着までを独占した。直仔不在となる今年は、父の父ディープインパクトの中からクイーンズウォークに注目したい。
同馬の父であるキズナは2022年にファインルージュ(2着)、2023年にソングライン(1着)と、産駒2頭が連対。ディープインパクト同様、ヴィクトリアマイルに実績がある種牡馬だ。
さらに、クイーンズウォークは母系が優秀で、母ウェイヴェルアベニューは現役時代にBCフィリー&メアスプリント(米GⅠ、ダ1400m)を優勝。本馬の半兄グレナディアガーズも2020年の朝日杯FSを勝利と、活躍馬が複数出ている。
キズナ産駒で連対した上記2頭とは、「母方にもNorthern Dancerの血が入っている」点も共通しており、好走する確率は高いとみる。
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