【ヴィクトリアマイル】AIの本命はアルジーヌ 複勝率75%データ「2枠×前走小差負け」が後押し
SPAIA編集部

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レーン騎手を背にノームコアの再現なるか
18日に東京競馬場でヴィクトリアマイル(GⅠ・芝1600m)が行われる。2015年には3連単2070万5810円の大波乱が起き、昨年は単勝208.6倍(14番人気)のテンハッピーローズが大金星を挙げるなど“荒れるGⅠ”と呼ぶにふさわしい一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:アルジーヌ
●短評
栗東・中内田充正厩舎に所属する5歳のロードカナロア産駒。昨夏にオープン入り後は重賞含め【2-1-1-0】と安定感抜群で、3走前のカシオペアSでは後に重賞2勝を挙げるロングランら屈強な牡馬をねじ伏せるなど高い地力を持つ。
始動戦となった前走の阪神牝馬Sではハナ差の2着と悔しい結果に終わったが、騎手が当日乗り替わりとなるアクシデントや4カ月の休み明けを踏まえれば全く悲観することはない。一度叩いて上昇必至の今回、名手・D.レーン騎手を鞍上に迎え、万全の態勢でGⅠ獲りに挑む。
●データ
例年、A→Bコース替わり初週に開催されるヴィクトリアマイルは、内目の枠が好成績。本馬の入った「2枠」も、過去10年で【2-1-2-15】複勝率25.0%と上々で、昨年はフィアスプライドが4番人気2着に好走した。
そのなかでも、「前走0.2秒差以内」と小差で敗れた馬は【2-0-1-1】勝率50.0%、複勝率75.0%と抜群で、18年には8番人気ジュールポレール、19年には5番人気ノームコアが前評判を覆し戴冠。これを満たすアルジーヌにも女王の資格はある。
また、前述したノームコアを導いたのが今回コンビを組むD.レーン騎手であり、当レースは【1-1-0-2】と好相性。好枠を生かした名手のエスコートにも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎アルジーヌ
◯アドマイヤマツリ
▲クリスマスパレード
△ボンドガール
×シングザットソング
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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