一刀両断! 消しの人気馬 4月27日~混戦のフローラSからチョイス
SPAIA編集部

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無敗でも問答無用で切る!
今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集まつが日曜東京11RのフローラSから指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。
※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。
今週の「消しの人気馬」
日曜東京11R フローラS
・ブラックルビー
昨年7月の福島芝1800mでデビューして牡馬を相手に快勝、今年3月に2戦目の中山芝1800mの1勝クラスを勝利と、ここまで2戦2勝と勢いがある。相手も1勝馬ばかりの混戦のなかということもあり、無傷2連勝の経歴はさぞ目につくはずで上位人気濃厚の1頭だ。しかし、ここでは消しとする。
根拠は2つあり、まずは馬体重。デビュー時は416kgで、7ヶ月半ぶりの前走でも420kgと長期休養を入れたにしては増えていない。この時期の東京芝はタフで、ある程度の力が要求されることを考えると懸念が残る。
2001年以降の当レースで前走馬体重420kg以下の馬は【3-1-2-29】勝率8.6%、複勝率17.1%。悪くはないが、好走した6頭のうち5頭が後方から脚を伸ばす上がり特化型だった。舞台の影響があるとはいえ、上がり34秒台を出したことがない先行型の本馬とはタイプが異なる。
次にキャリア2戦で戦った相手。勝ち上がった馬は新馬戦3着クモヒトツナイと1勝クラス3着ノビリシマビジョンしかいない。計20頭いて2頭だけと考えると、ここまでのレースレベルにも疑問符がつく。
一向に成長しない馬体、戦ってきた相手を見ると初重賞のここでは馬券圏外の敗北を喫しても不思議はない。力が要求されない軽い芝で開催される、夏のローカル戦や秋の東京開催を待つことにして、今回は見送る。
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