【フローラS】AIの本命はブラックルビー 鞍上戸崎騎手に複勝率75%の“買い”データ
SPAIA編集部

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叔父には菊花賞2着馬がいる血統
27日に東京競馬場でフローラSが行われる(GⅡ・芝2000m)。2着以内にはオークスの優先出走権が与えられる重要な一戦。21年にはユーバーレーベン(3着)がここをステップにオークスを制している。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ブラックルビー
●短評
美浦・田中博康所属のキズナ産駒。新馬勝ち後、半年以上の休養を挟んで臨んだ前走1勝クラスを快勝し、重賞へ挑む。開催最終週だった新馬戦、開幕週で行われた前走と異なる馬場状態で勝ち切った点からは地力の高さがうかがえ、1800m戦で先行してきた追走力は開催2日目のの綺麗な馬場で武器となるはずだ。
3歳4月の牝馬としてはタフな2000mへの距離延長がカギとなるが、本馬の叔父には13年菊花賞2着のサトノノブレス、半兄には22年菊花賞5着のシホノスペランツァがおり、スタミナ面に不安はない。デビューから手綱をとる戸崎圭太騎手とのコンビでオークスへの切符獲得なるか期待が高まる。
●データ
過去10年のフローラSでは、戸崎圭太騎手が【1-1-2-3】と半数以上で馬券圏内に入る安定感を見せる。このうち、「前走2番人気以内」の馬に騎乗した際は【1-1-1-1】勝率25.0%、複勝率75.0%と優秀で、回収率を見ても単勝167%、複勝160%と黒字域。馬券的にも重視したいデータだ。
そのほか同期間では、「今回1~4枠」の「前走先行」した馬が【4-1-1-16】と4勝。23年には本馬と同じ4枠7番のゴールデンハインドが7番人気の評価を覆して激走した。スタート直後にカーブのある東京2000mコース、かつ開幕週の馬場では内・前を位置取れる馬がやはり良い。
AI予想エンジンKAIBA
◎ブラックルビー
◯ロジャリーマイン
▲エストゥペンダ
△ルクスジニア
×ヴァルキリーバース
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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