【フローラS予想印まとめ】本命バラバラの混戦模様 「前走1勝クラスV」ヴァルキリーバース、ブラックルビーら高評価
SPAIA編集部

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“絶対軸”不在の一戦
27日に東京競馬場で行われるフローラS(GⅡ・芝2000m)。今年は19年以来となるフルゲート開催にくわえ、重賞勝ち馬不在、出走馬14頭が1勝馬と混迷を極める。SPAIA予想陣3者はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
絶対的な軸馬が不在なだけに、予想陣の本命馬は案の定バラバラに割れた。そのうち、3者全員から印が回ったヴァルキリーバースには東大ホースメンクラブが熱視線を送る。
同クラブは過去10年で【5-1-0-15】と半数の勝ち馬を出す「前走1勝クラス1着馬」を重視。なかでも、同馬は前走フリージア賞で、その後にアザレア賞を勝つダノンシーマ、スプリングSで2着好走のフクノブルーレイクら強力な牡馬に勝利した。今回は「能力だけで押し切れる」と高く評価する。
同じく「前走1勝クラス1着馬」のブラックルビーには、AI予想エンジンKAIBAが◎を打つ。過去10年【1-1-2-3】と好成績の戸崎圭太騎手が手綱をとるなどデータの後押しが頼もしい。レース傾向や血統解説を連載する坂上明大氏はロートホルンを指名。「内枠有利」なレイアウトの東京芝2000mで1枠2番を引き、注目血統の一つであるディープインパクトの血を内包する点などからチャンスの大きい一頭だ。
ほか、対抗以下ではルクスジニアに3者から印が入り、エストゥペンダには◯▲と重い印が入った。前者は2連勝で1勝クラスを突破と勢いがあり、後者は後の桜花賞1、4着馬がワンツーしたクイーンCの3着馬。この2頭も警戒する必要がある。

AI予想エンジンKAIBA
◎ブラックルビー
◯ロジャリーマイン
▲エストゥペンダ
△ルクスジニア
×ヴァルキリーバース
東大ホースメンクラブ
◎ヴァルキリーバース
◯ゴーソーファー
▲ブラックルビー
△ロートホルン
×ルクスジニア
×ティラトーレ
坂上明大(血統分析)
◎ロートホルン
◯エストゥペンダ
▲ルクスジニア
△ヴァルキリーバース
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