一刀両断! 消しの人気馬 4月12日~ニュージーランドトロフィー~

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

新潟2歳S2着など実績上位も…

今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集部・ざきおが中山11Rのニュージーランドトロフィーから指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。

※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。

今週の「消しの人気馬」

中山11R ニュージーランドトロフィー
・コートアリシアン
1勝馬ながら新潟2歳S(GⅢ)2着の実績があり、阪神JF(GⅠ)でも6着、前走はクイーンC(GⅢ)4着と重賞戦線で崩れず走っている。戦ってきた相手のレベルを考えれば、ここも上位候補に挙がるのは何ら不思議ではない。

ただし、今回はキャリア初の中山コースとなり、小回りへの対応や直線の急坂などは初体験となる。もともと夏の東京で新馬勝ち、夏の新潟で2着と好走歴はいずれも良好な馬場状態で上がり33秒台の末脚を繰り出せた時で、その強みが活きない中山替わりは歓迎材料にならないとみる。

加えて、昨夏の新潟2歳S組はその後不振が目立ち、次走以降重賞で馬券に絡んだのはダートのサウジダービー(GⅢ)で2着に入ったシンフォーエバーだけ。本馬も前走のクイーンCは得意舞台なはずの東京で「今日出せるものは出してくれました」(騎手)の4着はあまりにも寂しい結果だった。

成長力にも疑問符がついたうえ、未知の多い条件で人気になるならば嫌ってかかりたい。

消しの人気馬出走レースを見る

《関連記事》
【ニュージーランドT】アドマイヤズーム始動も過信は禁物 ストレイトトーカーら「中山マイル組」の取捨がカギ
トライアルに強い騎手を特集 頭で狙いたい岩田望来騎手、「中山マイスター」津村明秀騎手に注目
【ニュージーランドT】過去10年のレースデータ