【ダイヤモンドS】AIの本命はヘデントール 「出走回数が少ない4歳」が好走傾向

SPAIA編集部

2025年ダイヤモンドステークス AI本命馬 ヘデントール,ⒸSPAIA

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血統の後押しも

22日に、東京競馬場を舞台に争われるダイヤモンドS(GⅢ・芝3400m)。昨年は当レースの勝ち馬テーオーロイヤルが、阪神大賞典、天皇賞(春)と連勝しGⅠ馬に輝いた。春の長距離GⅠに向けても見逃せない一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ヘデントール

●短評
昨夏に条件戦を2連勝し、菊花賞で2着と健闘した4歳馬。母コルコバードはJRAの芝2400m戦で3勝をあげた中長距離馬で、本馬も母から長距離適性を受け継いでいる。

「キャリア7戦」という数字からはこれまで大事に使われてきたことがうかがえる。今回は菊花賞以来、4ヶ月ぶりの一戦ではあるが、春GⅠに向けてここで結果を残したい。

●データ
過去10年のデータでは、4歳馬が【3-2-2-15】勝率13.6%、複勝率31.8%で、5歳以上の馬と比べて好走率が高い。なかでも通算出走回数が1桁だった馬は【3-1-0-3】勝率42.9%、複勝率57.1%で、同10戦以上の【0-1-2-12】複勝率20.0%と比べて成績が良い。ヘデントールはこの傾向に合致する。

また、ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒は同期間で【5-3-0-17】勝率20.0%、複勝率32.0%と好相性。本馬の父ルーラーシップの産駒では、21年にグロンディオーズが勝利しており、血統の後押しもある。

AI予想エンジンKAIBA
◎ヘデントール
◯ワープスピード
▲コパノサントス
△シュトルーヴェ
×ショウナンバシット

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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