【中山金杯】AIの本命はシンリョクカ 新潟記念の勝ち馬が好データ武器に重賞2勝目めざす
SPAIA編集部
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難解なハンデ重賞
1月5日(日)に中山競馬場を舞台に争われる中山金杯(GⅢ・芝2000m)。“一年の計は金杯にあり”でお馴染み、中央競馬の幕開けを告げる名物重賞だ。難解なハンデ戦で、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:シンリョクカ
●短評
美浦・竹内正洋厩舎が管理するサトノダイヤモンド産駒の5歳牝馬。新馬勝ちの後、2戦目の阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)で2着に食い込んだ素質馬だが、その後は長いスランプに苦しんだ。
それでも昨年3月の中山牝馬Sで3着と復調気配を見せると、続く福島牝馬Sでは落馬競走中止のアクシデントがありながら、復帰戦となった9月の新潟記念を制覇。嬉しい重賞初タイトルを掴んだ。続く前走もエリザベス女王杯4着と健闘を見せており、今回は2000mの距離に戻って重賞2勝目を狙う。
●データ
中山金杯の過去10年データを見ると、5歳馬が年齢別最多の4勝&7連対をマーク。このうち、騎手が前走からの継続騎乗だった馬は【2-2-1-8】勝率15.4%、複勝率38.5%の好成績となり、今年の出走馬ではシンリョクカが唯一この条件を満たしている。
また、「前走エリザベス女王杯組」と言えば2023年にクリノプレミアムが7番人気2着、昨年もククナが8番人気2着と激走した。2度あることは3度あるのか、こちらも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎シンリョクカ
◯クリスマスパレード
▲ホウオウビスケッツ
△リカンカブール
×ジェイパームス
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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